2022年、盆の入りは8月13日(土)となり、8月15日までがお盆の期間となる。今年はお盆期間が土日に重なることもあり、長期休暇ともいかない人もいれば、11日の山の日前後を有給休暇などと組わせて連休としている人も多いかもしれない。
一方で、自動車ディーラーは、毎年お盆に長期休業となることが多い。8月12日から16日までの5日間程度が多いが、長いところでは8月8日から15日までといった8日前後の休業を予定しているところもある。
同じ長期連休でも、営業部門だけや本社だけは開けておくという年末年始やGWとは違い、全店舗が一斉休業するケースが多いお盆休み。本稿では、お盆の事情に合わせたトラブル対処法を、紹介していく。
※もしいま路上で故障やトラブルに陥っている場合は後続車などに充分気を付けて、乗員の安全を確保できる場所にご自身も含めて移動をお願いします。道路上での停車など交通の妨げになっている場合はご自身で無理に解決しようとせず、警察などへの届け出をお願いします。高速道路では「#9910」道路緊急ダイヤルもご活用ください。
文/佐々木 亘、写真/ベストカー編集部、AdobeStock(トップ画像=Nomad_Soul@AdobeStock)
■事前にチェック! ディーラーの緊急連絡網
ディーラーが長期連休や普段の定休日となると、連絡がつかなくなり、トラブル対応を全くしなくなるというのは昔の話。今は多くのディーラーで独自の「事故対応専用ダイヤル」や「事故・故障安心サポートデスク」といった窓口を用意している。
オリジナルのスマホアプリを用意するお店もあった。各ディーラーのホームページや店頭に案内があるので、長距離ドライブの前に電話番号などを確認しておくと良いだろう。
正規ディーラーでクルマを買い、自動車保険の契約をしていて、JAFにも加入しているという状態であれば、用意された対応デスクで行ってくれる初期対応で、充分にトラブル解決は可能だ。
また、ユーザーが対処できそうな簡易的なトラブルについては、対処方法がメーカーHPに掲載されている。ハンドルロックやスマートキーの電池切れ、バッテリー上がりや各種警告灯が点灯した際の対応など、一度確認しておくことをおすすめしたい。
トヨタのトラブル対応ページ
日産のトラブル対応ページ
コメント
コメントの使い方