レクサスインターナショナルは7月21日、レクサスISのハイパフォーマンスモデル、IS500F SPORT PERFORMANCE(IS500Fスポーツパフォーマンス)と500台の抽選販売となる特別仕様車、IS500F SPORT PERFORMANCE FIRST EDITION(IS500Fスポーツパフォーマンスファーストエディション)を発表。
本日8月25日、その販売第一段となるIS500Fスポーツパフォーマンスファーストエディションの抽選申込がスタートした。
抽選販売となったIS500Fスポーツパフォーマンスファーストエディションはどんなモデルなのか、解説していきたい。
文/ベストカーweb編集部
写真/トヨタ
■IS500Fスポーツパフォーマンスの国内販売第一弾、ファーストエディションの抽選申込が始まった
今回、レクサスIS500Fスポーツパフォーマンスの販売第一弾として、IS500Fスポーツファーストエディションが500台設定され、商談申込が全国のレクサス店で8月25日にスタートし、9月25日まで行われる。
価格はIS500Fスポーツパフォーマンスが850万円、IS500Fスポーツファーストエディションが900万円。
なお、当選者には指定の販売店から連絡のうえ、商談が開始されるという。GRMNヤリスや日産フェアレディZプロとスペックの時のように予約殺到することが予想される。
気になるのは、カタログモデルのIS500Fスポーツパフォーマンスがいつから販売開始になるのかだが、なんと2022年冬以降と発表された。
■481ps/54.5kgmを発生する5L、V8の咆哮を早く聞きたい!
ここで、改めてIS500Fスポーツパフォーマンスはどんなモデルなのか、おさらいしていこう。
レクサスIS500Fスポーツパフォーマンスは、2021年3月に北米で発売され、すでに北米では2022年モデルが発表されている。
なんといってもIS500Fスポーツパフォーマンスの魅力は、フロントフードに収められた2UR-GSE型5L、V8。最高出力は481ps、最大トルクは535Nm(54.5kgm)と、この時代にあって大排気量のガソリンNAというだけでも昔からのクルマ好きはゾクゾクするほどの響きだ。
そして、わざわざこの5L、V8ユニットを収めるために、エンジンフードを通常のISよりも約50mmも盛り上げ、全長が50mm長くなっているのもポイント。
発表されたボディサイズは、全長4760×全幅1840×全高1430mmで、全長は50mm伸びているものの、全高や全幅、2800mmのホイールベースは通常のISと変わらない。初代レクサスIS Fのようにブリスターフェンダーではないのが残念だが、充分すぎるほどのモンスターセダンの雰囲気が備わっているのではないだろうか。
トランスミッションは、8速スポーツダイレクトシフトAT。サスペンションはアダプティブバリアブルサスペンションとトルセンLSDを装備するダイナミックハンドリングパッケージが標準。
エキゾーストシステムは、かつてのIS Fと同様、ハの字型にレイアウトされた左右2本ずつ4本出しで、ヤマハ製のリアパフォーマンスダンパー、356mmの2ピースアルミフロントブレーキローター、323mmのリアローターが奢られている。以下、IS350Fスポーツからの主な変更点は以下の通り。
■IS350Fスポーツからの主な変更点一覧
●エクステリア
・エンジンフード意匠変更
・フロントフェンダーパネル意匠変更
・フロントバンパーガーニッシュ意匠変更
・リアバンパーガーニッシュ意匠変更
・専用4連エキゾーストマフラー
・専用アルミホイール新規設定
・専用ブラックブレーキキャリパー
・外板色追加設定(チタニウムカーバイドグレー)
・専用エンブレム(フロントフェンダー)
●インテリア
・専用8インチTFT液晶メーター/専用オープニング
・専用スカッフプレート(フロント : ステンレス[“F SPORT”ロゴ])
・専用ウルトラスエード(ブラック)/“F SPORT”専用L texスポーツシート(運転席ポジションメモリー/運転席・助手席ベンチレーション機能付)
・専用ウルトラスエード(ドアトリムアームレスト/メーターフード/ニーパッド[フロントコンソールサイド/シフトノブ]/フロントコンソール部)
・専用ディンプル本革+ウルトラスエードステアリング(パドルシフト付)
●パフォーマンス
・V型8気筒5Lエンジン搭載
・AVS/EPS変更(AVS/EPSともに制御定数変更)
・コイルスプリング変更(ばね定数変更)
・リアにヤマハ製パフォーマンスダンパー追加
・トルセンLSD(リアディファレンシャルギヤ)大径ブレーキーローター(フロント : 356mm/リア : 323mm)
■特別仕様車 IS500Fスポーツパフォーマンス ファーストエディションの主な装備
さて500台の抽選販売となったIS500Fスポーツパフォーマンスファーストエディションは標準車より50万円高の900万円。以下の装備がファーストエディション専用となっている。
●エクステリア
・特別仕様車専用19インチ鍛造アルミホイール(BBS製マットブラック塗装)
・ドアミラー(特別仕様車専用ブラック塗装)
●インテリア
・特別仕様車専用アッシュ(オープンフィニッシュ/ベンガラ)+専用ディンプル本革ステアリング(パドルシフト付)
・特別仕様車専用オーナメントパネル(パワーウインドゥスイッチベース部)特別仕様車専用アッシュ[オープンフィニッシュ/ベンガラ]
・特別仕様車専用ウルトラスエード/L texスポーツシート(ブラック/ブラウンパーフォレーション+ブラウンステッチ)[運転席ポジションメモリー/運転席・助手席ベンチレーション機能付き]
・特別仕様車専用プレート(アッシュ[オープンフィニッシュ/ベンガラ])
■「レクサスらしい上質な乗り心地を味わいながらパワーと走りの質感の高さがもたらす大人のゆとりが楽しめます」製品企画担当小林直樹氏
「IS500」は、コンパクトFRスポーツセダンISが持つ優れた操縦性や上質な乗り心地に加えて、パワーや官能的なサウンドをお求めになるお客様のご期待にお応えするべく日本国内導入を決めました。V8の魅力を最大限に引き出すクルマの基本素性を実現するため、Toyota Technical Center Shimoyamaで徹底的に走り込み、鍛え上げました。LEXUSらしい上質な乗り心地を味わいながら、パワーと走りの質感の高さがもたらす大人のゆとりを楽しんで頂けることと思います。IS500でも拘った基本素性を鍛え上げることや運転する楽しさを追求するもっといいクルマづくりは、今後の電動車開発にも繋がっていきます。これからも是非ご期待ください」。
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コメント
コメントの使い方同じエンジンの使いまわしには飽きV8 5000のエンジンは何代目だよ?個性が全くない!