2023年現在、自動車業界は激動期を迎えようとしている。EV一辺倒かと思われた欧州は合成燃料を認めるなど、かなり予測が難しくなっている。そこで、「EVが普及した10年後」と「普及しなかった10年後」の2つのケースに分け、それぞれの未来で評価される現行車を選定!!
※本稿は2023年3月のものです
文/鈴木直也、写真/ベストカー編集部、日産、スズキ
初出:『ベストカー』2023年4月10日号
■10年後にEVのゲームチェンジャーと評価される1台は?
おそらく、10年後には新車でのEV販売比率は現在よりも大きくなっているだろう。EV普及への大きなキーは「低価格」だ。EVのエポックメイクはテスラだろうが、誰もが買える価格ではない。ホンダeもアリアも同様だ。
電動車のテクノロジーは日進月歩で最新技術もあっという間に陳腐化する。10年経てば電池の新技術も開発され、今のEVは「古い技術」になることは間違いない。
でも、「誰もが買うことができそうな」価格帯で現実的なEVの提案をしたという意味で、2033年時点で「サクラが最初の現実的EVだったよね」と言われることは間違いない。その意味で「名技術」のトップランナーだ。
コメント
コメントの使い方アルトより安く、性能が良いBEV出て、アルトはそれに負ける。
安くBEVを造れない日本メーカーは消える。
説得力の無い記事だな。なんだか分からん。