日本を代表するミニバンであるノア/ヴォクシー。ライバルミニバンが多いことからも先進装備をふんだんに使った抜かりない仕上がり!! 5ナンバーサイズに抑えたフリードは3列目もしっかり使えるパッケージングだ。
※本稿は2023年3月のものです
車両解説/永田恵一、お薦めグレード/渡辺陽一郎
値引き&納期情報/遠藤 徹、写真/TOYOTA、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2023年4月10日号
■トヨタ ノア/ヴォクシー車両情報
・デビュー:2022年1月
・マイナーチェンジ:―
・価格帯:267万〜396万円
・目標値引き:20万円
・納期:ガソリン12カ月、HEV18カ月
・衝突軽減ブレーキ:人・自転車
・ACC:あり(停止まで)
・サポカー:Sワイド
・WLTCモード:23.0km/L(HEV)
■先進装備満載の日本代表ミニバン
2022年はミドルハイトミニバン三強すべてがフルモデルチェンジした当たり年で、その一番手となったのがノア/ヴォクシーである。
現行ノア/ヴォクシーはプラットフォームを、トヨタ車のミドルクラスで幅広く使われているTNGA-Cに一新。走りが硬質なものになったのに加え、オプションを含め欲しくなる便利な装備が多数用意される点も大きな特徴だ。
具体的には比較的低価格な乗降用ステップ、キャプテンシートの超ロングスライド機能、運転支援システムではスマホからの操作も可能な自動駐車機能などなど、書き切れないほど。ただ、考えずにオプションを装着すると強烈な金額になるので要注意だ。
パワーユニットは1.8Lハイブリッドと2Lガソリン。ノアには標準ボディとエアロボディが設定されるが、ヴォクシーはエアロボディのみの設定だ。
●お薦めグレード:ノアハイブリッドS-G(339万円)
ノアのエアロ仕様が割安。パワーユニットはハイブリッドを選ぶ。ノーマルエンジンに比べて35万円高いが、購入時の税額が安く、実質価格差は約23万円に縮まる。ノイズも小さく快適だ。
●ノアハイブリッドS-G(FF)
・全長×全幅×全高:4695×1730×1895mm
・ホイールベース:2850mm
・車両重量:1630kg
・最小回転半径:5.5m
・最低地上高:140mm
・エンジン:直4、1.8L+モーター
・エンジン出力:98ps/14.5kgm
・モーター出力:95ps/18.9kgm
・トランスミッション:電気式無段変速
・WLTCモード燃費:23.0km/L
・価格:339万円
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