いすゞエルフといえば、日本のみならず世界の市場で認められた小型トラックの代名詞。今年3月7日、16年ぶりとなるフルモデルチェンジを実施し、新型に生まれ変わったことは記憶に新しい。
その新型エルフにドリフトキングこと土屋圭市氏が試乗。自身のYouTubeチャンネル「DRIFT KING TELEVISION」でそのインプレッションを発信している。果して世界のドリキンは新型エルフをどう評価したのか!?
文/トラックマガジン「フルロード」編集部
写真/YouTubeチャンネル「DRIFT KING TELEVISION」より
ドリキン土屋圭市、新型エルフとご対面
土屋氏が試乗したのは、新型エルフの標準キャプ平ボディ。荷台にはダミーロードを積載している。試乗コースは、いすゞ本社工場のプレミアムクラブにあるテストコースだ。
新型の試乗に先立ち、比較として旧型エルフにも試乗し「旧型でも全然不満がない」と言っていた土屋氏だが、新型エルフに乗り込んでみると、「フロントウィンドウが立っているせいか、旧型よりも広さを感じる。ヘッドクリアランスも広い」。
さらに小径化されたステアリングなど運転席周りにも「新しさを感じる」と早くも気に入った様子。
標準キャブは骨格から内装に至るまですべて刷新しているので、その効果を実感したようだ。
9速デュアルクラッチAMTの走りに大感激
走り出すと、真っ先に報告したのは新開発の9速AMTのスムーズさだ。デュアルクラッチを採用した新トランスミッションはISIMと呼ばれるが、「変速のタイムラグがないし、シフトショックもない。これはいいね。9速は快適だ!」と絶賛。
エンジンの回転数が低く抑えられているせいか、「それに静かだし」と付け加える。「トルクも太いし、ブレーキの制動の加減もいい」と走りに関してもご満悦だ。
試乗する前は、「トラックというと身体の大きいガテン系の人がマニュアルで運転するクルマというイメージが強い」と語っていた土屋氏だが、試乗を終えれば「最近のトラックは、乗り心地も居住性もこんなに進化しているんだ」と認識を改めた様子。女性や若い人にも乗りやすいトラックということを実感したようだ。
土屋圭市、いすゞ新型エルフに乗る!(DRIFT KING TELEVISION 公式ユーチューブチャンネル)
【画像ギャラリー】「新型エルフ」とドリフトキング(3枚)画像ギャラリー