話題沸騰中のランクル250だが、角型ライトか丸形ライトか悩んでいる人も多いのではないだろうか。でも悩まなくていい。ランクル250のライトは交換可能だからだ。「そうなの?」という人に、ランクルの3種類のライトユニットについて解説しよう!
文/ベストカーWeb編集部、写真/トヨタ、ベストカーWeb編集部
■予想が的中した3種類のヘッドライト
かねてからベストカーWebでは、「次期ランクルのヘッドライトは3種類ある」とレポートしてきた。ワールドプレミアの会場では2つのタイプが公開され、「これはやらかしたか」と気を揉んだのだが、開発者に話を聞くとやはりライトは3種類あることが判明した。
改めて解説すると、ランクル250のライトは以下の3パターンだ。
1:LED 3眼PED式
ワールドプレミアで公開された角型ライト。耐熱性樹脂「PES(ポリ・エーテル・スホン)」を用いた3眼レンズ式。上部にまゆ毛のようなDRL(デイタイム・ランニング・ライト)があり、3眼は一番内側がハイビーム、外2眼がロービームとして点灯する。
2:LED 3灯リフレクター式
ワールドプレミアでは公開されなかったライト。上部にまゆ毛のようなDRLがあり、3つのLEDを持つことは(1)と同じだが、個々のLEDにレンズを使わず、メッキ反射板(リフレクター)に光を反射させる方式。おそらく価格を抑えたベースグレードに設定されると思われる。
3:LED 1眼Bi-PES式+丸形DRL
ワールドプレミアで公開された丸形ライト。Bi-PESとは単独のLEDでロー/ハイビームが切り替えられるタイプを指す。視力検査の円環のような上部が切れたリングが印象的だが、この部分とオレンジのターンランプにはさまれた一部がDRLとして点灯する。メインビームはリングの中央にあり、こちらがロー/ハイビームを兼ねる仕組みだ。
■気分に応じて付け替えてもよし!
ちなみに開発の中盤まで、ランクル250のヘッドライトは(1)の角型のみで進んでいたという。ところがある女性スタッフが「こんなモデルもほしい」と丸目を仕込んだスケッチを作ったところ、賛同の声が沸き起こり、急遽バリエーションを増やす方向へと舵が切られたそうだ。
というわけでそれぞれが個性をアピールするヘッドライトだが、冒頭でも述べた通り、これらで深く悩む必要はない。トヨタの説明によればこれらは「購入後に簡単に交換できる構造を持ったヘッドランプ」だからだ。
このため、購入時はライトにこだわらず、「ボディカラーを単色にするかツートーンにするか」や「ルーフレールを付けるか付けないか」「サイドステップを付けるか付けないか」といった点を重視したほうがいいだろう。ヘッドライトについては見慣れた時点で別タイプを購入し、気分に応じて使い分けるといった楽しみ方ができるのだ(光軸調整があるのでディーラー作業になる可能性もある)。
発売は来年春頃と噂されるランクル250。あれこれ悩んでベストチョイスを決めるべし!
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コメント
コメントの使い方バンパーやグリル回りも分離取り外し出来るらしいので、カスタムパーツが次々と出て来て、顔のアレンジもいろいろ出来て楽しそう。こういったシステムを採用する車が今後も登場してくれればいい。