家族の頼もしい味方、ホンダ ステップワゴンがマイナーチェンジを実施した! とりわけ注目なのが「AIR」。いままで諦めるしかなかったパワーテールゲートと2列目オットマンがとうとう追加されたのだ。こんなステップワゴン待ってたぜ!!
文:ベストカーWeb編集部/写真:中里慎一郎
【画像ギャラリー】これで家族も大喜び! 新型ステップワゴンのディテールをタップリ!(14枚)画像ギャラリーSPADAの格下感が消えたAIR!
2022年5月にデビューした6代目ステップワゴン。発売3年目を迎えて待ちに待ったマイナーチェンジを実施した。
その詳細だが、パワーユニットやエクステリアに大きな変更はない。注目すべきは装備面だ。まずはAIR。モダンでクリーンな外観には惹かれる人は多かったのだが、これまでのAIRは、SPADAなら選べるパワーテールゲートと2列目シートのオットマンが装備できず、泣く泣く選択を諦める事態も起きた。
今回のマイチェンではこの悩みが解消された。AIRの充実装備版である「EX」というグレードが追加され、このグレードにはAIRファンの悲願だった2大装備が搭載されたのだ。
AIRにはこの他にも「本革巻きステアリングホイール」「運転席&助手席シートヒーター」「全席USBチャージャー」「トリプルゾーンコントロール・フルオートエアコン」「ブラインドスポットインフォメーション」も追加され、装備面で積極的に選べる魅力的な1台になったといえる。
e:HEV SPADAプレミアムラインにブラックディション追加!
お次は「SPADA」。もともと各部のメッキ加飾や17インチホイールで独自の押し出し感があったが、マイチェンによってこの特性がより強化された。最上級グレードのe:HEV SPADAプレミアムラインに、より黒系パーツを多用したブラックエディションを追加したのだ。
その詳細だが、フロントグリルや前後バンパーロアー、サイドシル、テールゲートの各ガーニッシュにブラッククロームメッキを採用し、精悍さを高めている。
さらに専用デザインでベルリナブラック塗装を施した17インチホイールを装着、ドアミラーカバーやドアハンドルはクリスタルブラックパール塗装に、ステアリングのロアーガーニッシュはピアノブラックとなり、内外装の質感を高めている。もちろんブラックエディションの専用エンブレムも付く。
AIRとSPADA共通の追加装備だが、まず先進安全運転支援システムであるホンダ センシングに、後退出庫サポートと急アクセル抑制機能が採用された。いっぽうパワーテールゲート搭載車にはリモート操作/メモリー機能、パワースライドドア搭載車にはリモート操作が追加されている。
最後に価格だが、装備の充実などによってモデル全体がおよそ20万円の値上げとなった。もっともベーシックなAIRのガソリンモデル(FF/7人乗り)が334万8400円、売れ筋となりそうなAIRのe:HEV EX(FF/7人乗り)は393万8000円、SPADAのe:HEV(FF/7人乗り)は399万8500円だ。
とにかく商品力アップによって、これまでSPADAより格下に見られてきたAIRの魅力がマシマシになったことはビッグニュース。気になってた人はディーラーにGo!
















コメント
コメントの使い方エアーに待望の、わくわくゲートなら良かったのに。