EVを購入すると、走行距離はあとどれくらい持つのかと、常に不安にかられいる人が多いのではないだろうか? また、もし電欠(エンジン車ならガス欠)になって路頭に迷った場合、JAFの救援ロードサービスは来てくれるのか? そしてその場で充電してくれるのか、迫ってみたい。
文/ベストカーWeb編集部、写真/一般社団法人日本自動車連盟(JAF)、Adobe Stock
■EVの電欠は意外に多かった!
EVオーナーをこれから乗りたいと思っている人や、すでにEVに乗っている人は、「航続距離はあとどれくらいなのか?」、「もし電欠してしまったらどうすればいいのか?」と不安にかられる人が多いのではないだろうか?
筆者には2人のEVオーナーの知り合いがいるが、その2人に電欠したことがあるか聞いてみたがいずれも「電欠したことはないが、後続距離が残り少なくなると急速充電器のある場所を頭に入れながら走行するので、電欠しないかいつも不安に思っている」という。
実際、JAFが実施したEVのロードサービス件数は5805件(2020年度)、そのうち573件が「EVの駆動用電池切れ(電欠)」で全体の約10%だったという。電欠は年々増加しているそうで、2022年の電欠件数は700件を超えたという。
コメント
コメントの使い方もちろん迷惑な電欠車は、道路を占有してしまう場合もあるからJAFさんがどかしてくれるのは有難い…。
けれど、今のBEVはそんなトラブルは前提の発展途上車。あえてそれに乗る奇特な人の為に、支払いはICE乗りが分割負担。
東電の賠償や負担金を電気代に上乗せで代わりに払わさられているのと同様の納得いかなさを感じます。