■8月からEV充電サービスを試験運用
JAFでは電欠の救援要請があった場合、これまで最寄りの充電スポットへの搬送を行ってきたが、2023年8月から、電欠現場で安全処理をしたうえで応急的な急速充電を行う「EV充電サービス」の試験運用を開始した。
具体的にはJAFのバン型サービスカーにポータブル型の充電器を搭載し、電欠したEVに給電。充電量については、充電できるスポットまで走れる量とのことだ。ガソリン車におけるガス欠時の応急対応のEV版と捉えるとわかりやすいかもしれない。
ただし、雨天時など状況によっては現場充電をお断りすることがあり、状況によっては搬送する場合もあるという。
このサービスは東京都、神奈川県、愛知県、大阪府で開始し、順次全国に拡大していくとしている。
いざという時には頼もしいJAFがEV充電サービスの試験運用を始めたのは嬉しいかぎり。試験運用の後、実運用に移っていくと思われるが、首都圏だけでなく、急速充電器が少ない地方や観光地(繁忙期)などでも対応していってほしいものだ。
気になる電欠時のロードサービス料金だが、給電作業の場合は以下の通り。
・JAF会員:無料
・JAF会員でない方:基本料(時間帯により変動)+作業料(給電)3800円
例)一般道路、8時~20時の場合
基本料8380円+作業料(給電)3800円=1万2180円
なお、給電ではなく給電スポットまでのけん引作業となった場合、上記とは金額が異なる。
【画像ギャラリー】いざという時の頼もしい味方「JAFのEV充電サービス」が始まった!(3枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方もちろん迷惑な電欠車は、道路を占有してしまう場合もあるからJAFさんがどかしてくれるのは有難い…。
けれど、今のBEVはそんなトラブルは前提の発展途上車。あえてそれに乗る奇特な人の為に、支払いはICE乗りが分割負担。
東電の賠償や負担金を電気代に上乗せで代わりに払わさられているのと同様の納得いかなさを感じます。