トヨタが2023年10月17日にジャパンモビリティショー向けのコンセプトカーを発表した。その名も「KAYOIBAKO」。なんだかハイエースのようにも見えるけどこれって現実味あるよね!?
文:ベストカーWeb編集部/写真:TOYOTA
■いつでもどこでも「やりたいこと」を
トヨタが面白そうなコンセプトカーを発表した。その名も「KAYOIBAKO」。テーマが【”好きなときに・好きな場所で・好きなことができる”モビリティ】というだけあって、画像を見る限りはハイエースをベースにホイールベースを短縮したような印象を受ける。
そもそも「KAYOIBAKO」とは事業所間などで荷物を運送する際の「通い箱」が語源。箱の中敷きを変えることでどのような移動にも対応していることから、そこをコンセプトとしているという。
実際にBEVのメリットでもあるレイアウトの自由度の高さを使い、荷室を広々と使って運送に従事したり、シートを増やしてマイクロバスのような使い方、もしくはホビーに振ったりと可能性は無限大な印象だ。
■サイズからするとタウンエース???
このKAYOIBAKOのサイズは全長3990/全幅1790/全高1855mm。こうなるとサイズ感としてはタウンエースのほうが近い(全長4045/全幅1665/全高1900mm)。
少しコンパクトながら荷室を大きく使えるこのサイズ感は、ハイエースとはまた異なるユーザー層に歓迎されるだろう。自由に使える荷室もだが、これは単なるホビーユースのみならず、車いす利用の方や、過疎地域での人員輸送なども考慮されている。
エクステリアも無駄な未来感の演出がなく洗練された印象なので、KAYOIBAKOのコンセプトはこのままに、ぜひ市販に繋がってほしい!! まずはジャパンモビリティショーで実物を目にしよう。
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