レクサスLMは2000万円で本日受注開始!!! 世界最強ミニバンは本年12月発売でアルヴェルを優に超えるてるぞ

レクサスLMは2000万円で本日受注開始!!! 世界最強ミニバンは本年12月発売でアルヴェルを優に超えるてるぞ

 レクサスが2023年10月19日LMを発表した。2.4Lハイブリッドの4WDのモノグレード設定となるが価格は2000万円。先行するアルファード/ヴェルファイアを優に超える作りこみは圧巻のひと言。

文:ベストカーWeb編集部/写真:レクサス

■2000万円の価値はぜったいある

レクサスLMは500hのみのモノグレード。価格は2000万円ときりがいい数字となった
レクサスLMは500hのみのモノグレード。価格は2000万円ときりがいい数字となった

 アルファード/ヴェルファイアのレクサス版となるレクサスLMがついに登場。受注開始は2023年10月19日で、発売は2023年12月下旬の予定となるが、その価格はちょうど2000万円。

 GA-Kプラットフォームを採用し、徹底した剛性アップなどのシャシー、ボディ性能の向上。そしてレクサスで初めて設定される「リアコンフォートモード」、さらに周波数感応バルブ付AVS(電子制御サスペンション)も装備してこれまでのミニバンという概念を超えるショーファーカーに成長した。

電子制御サスペンションもかなりこだわった。常に最適な減衰状態を生み出す
電子制御サスペンションもかなりこだわった。常に最適な減衰状態を生み出す

 ボディサイズは全長5125×全幅1890×全高1955mm。兄弟車となるアルファードがそれぞれ4995×1850×1935mmなので若干のボディサイズ拡張となる。ホイールベースは3000mmで共通だ。

 車重はアルファードの2230kgと比較してLMは2460kgとなる。これは装備差もあり致し方ないのだが、最新の立体駐車場でも上限2300kgの車重制限があるので都市部のユーザーには重要な要素かもしれない。

Cd値低減を狙いAピラーの段差の低減など細かな技術が光る。これは空気抵抗のみならずパッセンジャーに対しては風切り音低減などのメリットもある
Cd値低減を狙いAピラーの段差の低減など細かな技術が光る。これは空気抵抗のみならずパッセンジャーに対しては風切り音低減などのメリットもある

■2.4Lターボハイブリッドを採用した4WD制御

エンジンは2.4ターボのT24A-FTS。新世代のプレミアムモデルを支える名機となりそうだ
エンジンは2.4ターボのT24A-FTS。新世代のプレミアムモデルを支える名機となりそうだ

 エンジンは2.4LターボのT24A-FTS。6ATとモーターを一体化したフロントユニットとリアにeAxleを組み合わせたハイブリッドで、駆動方式は4WDとなる。出力はエンジン単体で275ps(トルク46.9kgm)、モーター最大出力はフロント87ps(トルク29.8kgm)/リア103.2ps(トルク17.2kgm)とかなり強靭。

 それをF100:R0からF20:R80の間で最適な駆動状態で配分し、直進加速時には後輪へのトルク配分を増加させる制御を入れ俊敏かつ安定した加速を維持するという。

17インチホイールにはノイズリダクション性能も持たせた。スポークを中空にすることで共鳴音を低減する狙いがある
17インチホイールにはノイズリダクション性能も持たせた。スポークを中空にすることで共鳴音を低減する狙いがある

 細かな点では空力性能や風切り音の低減のためにAピラーの段差を減らす、ロードノイズ低減のために17インチホイールにはノイズリダクションホイールを採用。アウターリムを中空化することで共鳴音を低減する。

 19インチホイールはノイズリダクションホイールではないが鍛造ホイールで、タイヤを含めた比較では17インチと同等の質量となる。このあたりのこだわりはさすがといったところ。

 足回りは前述した周波数感応バルブ付の電子制御サスペンションがキモとなるが、ロアアームにハイテン材を採用するなど見てくれだけの高級車とは一線を画す。

ブラックアウトされレクサスロゴも目立つ大きなキャリパーだが、もう少しデザイン的なこだわりが欲しかったようにも思う
ブラックアウトされレクサスロゴも目立つ大きなキャリパーだが、もう少しデザイン的なこだわりが欲しかったようにも思う

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