新世代エルグランドで打倒アルファード!?　サプライズは次期GT-R？　日産ブースはすごいことになる！【JMS注目車】

　いよいよ幕を開けるジャパンモビリティショー。創業90周年を祝う日産ブースは、電動化や先進技術が盛りだくさん。加えて現地でヴェールを脱ぐと噂されるサプライズカーもあってワクワクが止まらないぞ！

文／ベストカーWeb編集部、写真／日産自動車

■謎の「未解禁情報」のクルマに注目！

　ジャパンモビリティショーの日産ブースは、創業90周年を記念するモデルをずらりと展示するとともに、日産が取り組んできた電動化や先進技術をアピールする空間となる。

　すでに4台のEVコンセプトカーが発表されているが、中でも目が離せないのがハイパーツアラーと呼ばれるLクラスミニバン。ミニバンとくれば日産ならエルグランドが気になるが、ハイパーツアラーが未来のエルグランドになることは間違いないだろう。

　ハイパーツアラーはシンプルだが優雅な曲線を描くエクステリアが特長。日本ならではのおもてなしの精神や上質さを表現したというが、日産が研究を進めている全固体電池を積み、完全自動運転が生み出す新たな室内空間を実現している。

　中でも全面LEDディスプレイを敷き詰めたキャビンの床面は圧巻。たとえばここに流れる雲を映せば、空の上を飛んでいるような気分にも浸れる。快適なドライブには、日産お得意の電動4WD「e-4ORCE」の緻密な車両制御も一役買うことだろう。

　もう1台、日産には必見のクルマがある。10月23日午後3時、日産は「10/25(水) #JapanMobilityShow で“未解禁情報”の全てを公開」という謎のツイートをXにポストしているのだ。これはつまり「日産にはまだ公開していない情報がある」ということだろう。

　その未解禁情報とは何か。一説によれば、日産はフルエレクトリック化したGT-Rを開発中といわれており、ジャパンモビリティショーの会場でその姿が公開される可能性が捨てきれない。日産は前述した全固体電池を2028年に実用化するとアナウンスしているから、タイミング的にもドンピシャなのだ。 　ともかくその正体は25日正午過ぎに明らかになる。日産ブースに注目だ！