レクサスがジャパンモビリティショー会場で次世代BEVコンセプトLF-ZCを公開した。いよいよ電動化に舵を切ったレクサスのガチの本気が垣間見えた!
文/ベストカーWeb編集部、写真/ベストカーWeb編集部、レクサス
■ボディは前、中、後ろを3分割したギガキャストを採用!
2035年には100%エレクトリックブランドへと姿を変えるレクサス。そのレクサスが10月25日午前10時半、ジャパンモビリティショー会場でプレスブリーフィングを行い、次世代BEVコンセプトLF-ZCを世界初公開した。
このクルマは、クーペのようなシャープなスタイリングを持つ4ドアセダン。デザインテーマは「Provocative Simplicity(挑発的なシンプルさ)」とし、挑発的な存在感と研ぎ澄まされたシンプルなデザインを目指したという。空力性能に主眼を置いており、cd値は0.2以下を狙っているそうだ。
全長は4750mm、全幅1880mm、全高1390mm、ホイールベース2890mm。すべての車体構造・コンポーネントを小型化することで、より自由度の高い車両パッケージングを実現している。
バッテリーやモーター出力などについてアナウンスはないが、航続距離1000kmを目標としているから、燃料電離搭載を考えているのかもしれない。
具体的には車体をフロント、センター、リアに3分割した新モジュール構造のギガキャストを採用し、形状自由度と高合成を両立させている。
駆動方式はRZなどで培ってきた4輪駆動システム「DIRECT4」を採用し、ステアバイワイヤによるリニアなステアリングフィールも実現している。ソフトウェア的には車両OS「Arene」でクルマ全体を統合制御できる点も特徴だ。
コックピット周りは、操縦桿タイプのヨークステアリングを採用した先進的なもの。前席乗員は極限まで前へ、低く座らせつつ、「Eyes on the road」(常に路面を注視している状態)を追求したという。
助手席前には大型ディスプレイが必要情報を表示するうえ、音声認識も備える。最新AIの導入により、執事を一緒にいるようなドライブが楽しめ、オーナーの好みによるパーソナライズ化も可能だ。
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