■バックミラーにフロントガラス…海外じゃ通用しない いくつ知ってる? クルマの和製英語8選
バックミラー → rearview mirror(リアビュー・ミラー)…「後方の視界(rearview)」を確保するためのミラーという表現が正解。バックミラーを無理やり解釈しようとすると、バック(後方)にあるミラーだと思われてしまいます(写真=natara@Adobestock ※画像はイメージです)
フロントガラス → windshield(ウインド・シールド)…車の前面に付いているガラスだから、フロントガラスでいいじゃないか! と思われるかもしれませんが、これはまったく通じません。風を防ぐもの=windshieldが正解です(写真=Angelov@Adobestock ※画像はイメージです)
パンク、パンクしたタイヤ → flat tire(フラットタイヤ)…なんとパンクも和製英語。針などで穴を開けることを意味するpunctureから来ています。海外でもしタイヤがパンクしたことを伝えたいなら「I got a flat tire 」と、サラリと言いましょう(写真=carbondale@Adobestock ※画像はイメージです)
クラクション → horn(ホーン)…実はクラクションは商標名が由来しています。フランスのメーカー、「クラクソン」社が製造していた警笛装置が広まったため、クラクションが代名詞になってしまいました(写真=Tum@Adobestock ※画像はイメージです)
ウインカー → turn signal(米)/indicator(英)(ターンシグナル/インディケーター)…昔、イギリスで使われていた口語表現が由来なのですが、最近ではほとんど使われない言葉。今、イギリスでウインカーというと「ウインクをする人」のことだと勘違いされてしまいます(写真=Paylessimages@Adobestock ※画像はイメージです)
ガソリンスタンド → gas station(米)、petrol station(英)(ガス・ステーション、ペトロール・ステーション)…ガソリンとスタンド(売店)を組みあわせて作られた完全な和製英語。ガソリンスタンドでは、英語圏の人は、まるで屋台でガソリンを売っているような印象を受けてしまうのです(写真=araho@Adobestock ※画像はイメージです)
サイドブレーキ → parking brake、handbrake(パーキングブレーキ)…英語圏の国々では「駐車する時のブレーキ」または「手で操作するブレーキ」と表現。日本では運転席の横にたまたまあったから「サイド」ブレーキと呼んでいますが、これでは意味不明ですね(写真=xiaosan@Adobestock ※画像はイメージです)
ハンドル → steering wheel(ステアリング・ウィール)…handleは取り扱う、操作するといった意味があるほか、「取っ手」のことを表す言葉です。ハンドルはクルマを操作するために重要な部品ですが「クルマの取っ手」ではありませんよね……(写真=Jo Panuwat D@Adobestock ※画像はイメージです)