2023年中には登場すると思われていた次期型ホンダ フリードのデビューが遅れている。しかし、ここにきてベストカー編集部はデザインの情報を入手し、登場時期も見えてきた。ヒット間違いなしのコンパクトミニバン、次期型も大いに期待できそうだ!!
※本稿は2023年10月のものです
文、予想CG/ベストカー編集部、写真/ベストカー編集部、ホンダ
初出:『ベストカー』2023年11月26日号
■フリード待望のモデルチェンジ!?
ジョン・レノンとオノ・ヨーコの息子、ショーン・レノンが「THIS IS最高にちょうどいいホンダ」と語りかける初代フリードのCMは秀逸だった。
なんといっても、クルマそのものが「最高にちょうどよかった」からCMに説得力があったし、その効果もあって、ヒット車にもなった。
この初代フリードがモビリオの後継車として登場したのは2008年。2016年に現行型の2代目が登場して今に至っており、もう7年が経過していることになる。
3代目へのフルモデルチェンジの噂は以前からあり、編集部に入っていた情報では当初「2023年中」というものだったが、その後徐々に時期は延びていき、現在は「2023年はない」に変わっている。
では2024年のいつ頃なのかだが、調査したところ2023年度内、つまり3月まではないことが確実で、4月以降の早い時期が有力だ。ベストカーでは4〜5月頃と予想している。
デザインの情報も入っている。基本的には現行型のキープコンセプトだが、ステップワゴンのような水平基調のプレーンな感じが強調されたものになる。
また、キャラクターラインにも特徴があり、ヘッドライトから前後のドアノブを挟んでリアまで伸びる細い線が目立つという。
さすがに細部まで正確に予想するのは難しいが、端的に言って、次期フリードは「ステップワゴンを小さくしたようなデザイン」になると思っていい。5ナンバーサイズをキープし、全長、全幅などのサイズは現行型とほぼ同じになるだろう。
パワーユニットはフィットと同じ直4、1.5LのガソリンNAと2モーターハイブリッドのe:HEVを搭載する。現行フリードのハイブリッドは一世代前の1モータータイプのi-DCDだから、そこは大きく進化する。
e:HEVを改めて説明しておくと、走行状況に応じてモーター駆動、エンジン駆動、モーター+エンジン駆動を使い分けるもので、効率のよさとともにスポーティな走りも楽しめるハイブリッドシステム。
現在のホンダのストロングハイブリッド車はフリード以外のすべてがe:HEVとなっており、ようやくフリードも追いつくことになる。
コメント
コメントの使い方どうがんばってもトヨタのミニバン、トヨタのハイブリッドシステムには勝てない本田。
日本撤退してEV大好きな中国()と北米()に集中されてはどうか。
でもシエンタに負けちゃうのがホンダの常。
そもそもホンダはモデルチェンジしないと安全装備も新しくならない。フリードは今もサイドエアバッグさえオプションだったかと思います。さすがミニバンのホンダ()
デザインが退化してると思うんだけど。
つまらない箱。ステップワゴンやNWGNでいまいちなのに何故修正しないんだろう。シエンタがかわいい系できたのにさらにボケた顔、新しさや新技術を感じられない。エンジン開発もしてないからジリ貧なのはわかるけどだったらデザインくらいがんばってほしかった。
●側面衝突安全性を高める点を見れば、全幅を少し拡大しても構わない。
●全長も4380位まで伸ばし、3列目を使った時でも荷室を広くしてほしい。
●オプションの設定をグレード事に縛らないで、ユーザーに自由に決めさせてほしい。
●値段はナビやETCを付けてもハイブリッドを280万では購入出来る価格設定をしてほしい。
●発売日を4月までにしてほしい。
リヤにサーキュレーターではなく、ベンチレーションを付けたらかなり商品力が上がると思う…