歌手活動やレーシングチーム監督と、精力的に活躍を続けるマッチこと近藤真彦監督。レースもシーズンオフを迎え、今回はマッチの「食べ物」の話を。最近お気に入りの「町中華」の意外なメニューや、少年時代の懐かしい食べ物の話も!?
※本稿は2023年12月のものです
文/近藤真彦、写真/ベストカー編集部、Adobe Stock
初出:『ベストカー』2024年1月10日号
■町中華のカレーにハマった!?
だんだんと冬の気候になってきましたね。風邪ひいていないですか? インフルエンザも流行っているから手洗い、うがいしていきましょう!! 近藤真彦です。今回はまず町中華の話から!!
最近食べ物の話多いけど、まあいいよね? いま「アエラスタイルマガジン」さんで町中華の連載しているじゃない? 『マッチと町中華。』ね。
町中華が大好きでさ、気取らないけど職人気質の親父さんと、どこか優しさに包んでくれるような女将さん。そして名物的な料理ね。チャーハンとかシュウマイとか。あー、もうたまんないのよ(笑)。
で、僕が声を大にして言いたいのが「町中華のカレー」が美味いってことなの。
みんな、カレーってさ、深い鍋で作るじゃない? お肉炒めて、野菜炒めて、そこからお湯を沸かしてルーを入れる。でしょ? それが当たり前だと思ってたんだよ。
そしたら町中華のカレーって中華鍋で作っちゃうの。肉入れて、野菜入れて、スパイス入れて「シャッシャッシャッシャッ」という感じで炒めるイメージ。
煮込んでない分、中華料理特有の中華鍋の熱さのまま食べられる。この魅力を知ってしまったのよ!!!
カレーは僕のなかで町中華の新定番なんだけど、やっぱり子どものころからの定番は餃子ね。
中学生のころに帰り道に餃子屋さんがあったのよ。誰が焼いているかわからないし、商品の受け渡し口だけがある感じのね(笑)。40円でふたつだったかな、そんな値段だったのよ。包み紙に入れてくれて、帰り道にホクホク食べて帰ってたの。
帰り道の買い食いだからさ、タレもないし、餃子の皮と餡だけの味を堪能していたんだよね。その時の餃子が人生のなかで一番うまかった。
今でも最初の1個はラー油も醤油もつけないの。「あの時」の餃子を探しているんだよねぇ。
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