都会も山もイケちゃいます! 今が旬のRAV4は買いか? PHEVも搭載して文句なしの仕上がり

都会も山もイケちゃいます! 今が旬のRAV4は買いか? PHEVも搭載して文句なしの仕上がり

 デビューから年月の経ったクルマは古さを感じる部分もある一方、改良を重ねて走りの質感が向上するなど、熟成されている車種もある。特にトヨタのRAV4はガソリンもハイブリッドもPHEVもあったりと名実ともに最強SUVと言えるのではないか? ということで今回はそんなRAV4を忖度なしの熟成度合いを見ていく。

※本稿は2024年3月のものです
文/渡辺陽一郎、写真/ベストカー編集部、TOYOTA
初出:『ベストカー』2024年4月26日号

■トヨタ RAV4(2019年4月デビュー)熟成期間:5年

2019年登場のトヨタ RAV4(293万8000~583万3000円)。4WDがメインで2Lガソリン車と2.5Lハイブリッド車のラインナップ
2019年登場のトヨタ RAV4(293万8000~583万3000円)。4WDがメインで2Lガソリン車と2.5Lハイブリッド車のラインナップ

 RAV4はハリアーなどとプラットフォームを共通化した前輪駆動ベースのシティ派SUVだが、外観や車両の性格はランドクルーザーのような後輪駆動ベースの悪路向けSUVに近い。

 外観は野性的で、2Lノーマルエンジンの上級グレードには、後輪左右の駆動力配分を積極的に変化させるダイナミックトルクベクタリングAWDも備わる。

 そしてRAV4は、安全装備の充実などと併せて、悪路の走破力を高める特別仕様車も設定する。

 2020年に投入されたアドベンチャーオフロードパッケージは、専用サスペンションの装着で最低地上高を10mm高め、悪路走破力を向上させた。マットブラックのアルミホイールやブリッジ型ルーフレールも採用している。

 2022年にもアドベンチャーオフロードパッケージIIを設定して、RAV4の悪路に強い特徴を際立たせた。プラグインハイブリッドの追加なども行っている。

●主なマイナーチェンジ
・2020年8月:一部改良
・2020年6月:PHEV追加
・2021年12月:一部改良、アドベンチャーグレードにハイブリッド車を設定
・2022年10月:一部改良、特別仕様車設定

●熟成度……80点(100点満点中)

●判定……買って損なし!

【画像ギャラリー】古いからと敬遠してると損するゾ! 登場から5年で熟成度も高いトヨタ RAV4を見よ!(16枚)画像ギャラリー

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