本Webサイトで何回もお届けしている、おじさん向けのMT車企画。正直、驚くほどバズってます。そうなんです。声を大にして言いたい。MT車に戻ろうじゃありませんか! ということで、今回はおススメのMT車6台を選んでみました。
文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部、Adobe Stock
MTこそクルマの原点! 今買わなくていつ買う!
MT車というとスポーツカーとか、スペシャルティカーとか連想しがちだがフツーのMT車って実は運転するとすごくおもしろい。スポーツモデルのように速くないけど、エンジンをぶんぶん回して一所懸命乗ってる感じ、ほんとに楽しい。これぞクルマの原点って感じがする。馬力がなくなって楽しいんです。
で、運転する楽しさだけでなく、実はボケ防止にもなるんです。実際、「脳トレ」の第一人者である東北大学の川島隆太教授らの研究でも実証されている。
引用させていただくと、MT車の運転が脳に良い理由は以下の通り。
・MT車はクラッチ操作、ギア操作、アクセルワーク、周囲の状況確認を同時に行うことで、脳の前頭前野が活性化
・適度な緊張感と判断力: 状況に応じて最適なギアを自ら判断・選択するため、受動的なAT車よりも脳の認知機能に良い負荷がかかる
・川島教授の研究によると、ギア付きの乗り物(バイクやMT車)を趣味として定期的に運転することは、メンタルヘルスや認知機能の維持に顕著な効果があるとされている。新車販売全体に占めるMT車比率はわずか1~2%と言われているが、MTを選ぶ価値は確かにあるのだ。
MTがボケ防止になる一番の理由は、「運転が楽しい」から。AT車に慣れた今こそ、自分の意思でギアを選び、クラッチを踏んでシフトチェンジする感覚は新鮮だからだ。
そもそも左足でクラッチを踏んで、アクセル操作とともに微妙な塩梅でつながる操作が、Dレンジに入れて、アクセル&ブレーキを踏むだけの簡単なATやCVTと、格段に違う。
下手をすると、エンストしてしまって動かなくなるMTのあの運転感覚は、時には、面倒くさい、大渋滞ではつらいということもあるが、ラクなことをしては痩せないダイエットと同じで、頭と身体の神経を使うMTはボケ防止になると思う。スムーズなMT操作ができなくなったら免許返納を考えるのもありではないだろうか。
人生最後のクルマはMTというなら:マツダロードスターPS

還暦を過ぎて、最後はやっぱり昔のように、MTのスポーツカーに乗りたいという人も多いのではないだろうか。そんな人には、やっぱりマツダロードスターがおススメ。6速MTの操作フィールは業界随一で、クルマとの一体感が味わえるからだ。
FR(後輪駆動)の軽量ボディによるハンドリングは、「走る楽しさ」を再認識させてくれるはず。週末ドライブや峠道をじっくり楽しみたい人にピッタリではないだろうか。
現行ND型のソフトトップは、1.5Lガソリンエンジンに6速MTと6速ATが用意されている。絶対的な加速度はそれほどではないが、車重は1010~1040㎏(990Sは990kg)と軽く、1.5L、直4エンジンのパワー(136ps/15.5kgm)も大きすぎず小さすぎず、街中やワインディングなどでエンジンを気軽に高回転まで回すことができる。
なかでも2026年6月26日に発表され、9月上旬に発売予定のロードスターPSに注目したい。ロードスター“PS”のPSはピュアスポーツ。街中からワインディングまで、よりピュアにスポーツ走行を楽しみたい人に向けた、新たな選択肢になることを目指したという。
PSの特別装備としては、ガラス製リアウインドウ付きソフトトップ(インシュレーター付き・クロス:グレー)のほか、ブラック塗装のRAYS製7J×16インチアルミホイール+195/50R16タイヤ、ブレンボ製ベンチレーテッドディスク&ブレンボ製対抗4ポッドキャリパー(シルバー塗装)、ビルシュタインダンパーを装備。
PSはSスペシャルパッケージ(MT、314万6000円)がベースで、RS(MT、374万円)より7万7000円安い366万3000円(MTのみ)。
足回りは、RSのビルシュタインダンパーをベースに、バネレートをかなり上げて減衰を抜き、アメンボのようにスイスイ走るロードスターらしいセッティングにしたという。
また加速応答性を改善したMTおよびヒール&トゥアシスト制御、レブリミット回転直前まで出力を絞らずに走行できるように制御。
開発主査を務めたクルマ開発本部主査の齋藤茂樹氏は「バネ下を軽くしたかったので、ブレンボのキャリパーとRAYSのアルミホイールをセットで取り付けようと思いました。車重は1030kgです。私自身、めちゃくちゃヒラヒラな990S、いっぱいスポーティに振ったPSと両サイドができたんで、非常に嬉しく思っています」とコメント。思わずいいねえ~とつぶやいてしまった……。


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