アクセラのマツダ3改名をきっかけに、何かと忙しないマツダ周辺だが、フラッグシップモデルであるアテンザも、マイナーチェンジに伴い「マツダ6」となり登場。改良は小幅なものに留まるものの、2.5Lターボが導入されている。
また、スズキからはクロスビーの特別仕様車「スターシルバーエディション」が登場。国産車ではこのほか三菱 ミラージュ、マツダ スクラムワゴンが一部改良。
輸入車では、メルセデス・ベンツがGLEのフルモデルチェンジ、BMWからはX7のニューモデル、7シリーズのマイナーチェンジなどのニュースが届いている。
※本稿は2019年7月のものです
文・写真:ベストカー編集部
初出:『ベストカー』 2019年8月10日号
■マツダ MAZDA6(モデル名変更・8月1日発売)
7月4日、マツダはブランド強化のためアテンザを「MAZDA6」へと車名を変更すると発表。
この直後7月18日には、デミオもマツダ2へと変更されることが発表されている(発売は9月12日を予定)。マツダ6への名称変更に合わせて2.5Lターボが導入される。8月1日発売。
2.5Lガソリンターボエンジン「SKYACTIV-G 2.5T」の最高出力は230ps/4250rpm、最大トルクは42.8kgm/2000rpmと、マツダのエンジンのなかではパワフル。
2.5Lターボ搭載モデルには加速重視で選択したファイナルギア比(4.325→4.411)や、高いブレーキ性能の17インチ大径フロントブレーキを採用する。
「Gベクタリングコントロール+」を全車標準装備したほか、「マツダコネクト」がApple CarPlay/Android Autoに対応した。
●価格:284万400円~
■スズキ クロスビー スターシルバーエディション(特別仕様車・7月3日発売)
スズキのクロスビーに特別専用色を採用した「スターシルバーエディション」が設定された。
HYBRID MZをベースに、クラレットレッドメタリックなど3色の車体色に、ルーフやドアミラーなどにスターシルバーメタリックを配した特別仕様車となっている。
●価格:204万6600円~
■三菱 ミラージュ(一部改良・6月27日発売)
三菱自動車のミラージュが一部改良された。
後席中央のヘッドレストを標準装備としたほか、助手席、後席のアシストグリップを格納式にするなどの改良が施された。価格は2160円のアップとなる。
●価格:138万2400円~
■マツダ スクラムワゴン(一部改良・7月4日発売)
マツダのスクラムワゴンが一部改良された。
安全装備が強化され、歩行者検知機能を備えたデュアルカメラブレーキサポートや後退時ブレーキサポート、後発進抑制機能などを追加。サポカーSワイドに相当するようになった。
●価格:149万0400円~
■メルセデス・ベンツ GLE(フルモデルチェンジ・6月10日発売)
メルセデス・ベンツのGLEがフルモデルチェンジされ4世代目となり、内外装のデザインを一新された。
エクステリアはこのところのメルセデスの新型車と同じ意匠を採用。エアロダイナミクスが先代モデルから大幅に改善し、このセグメントトップのCd値0.29となった。
室内スペースも大幅に拡大し、GLEとしては初めて3列目シートを設定し定員が7名となった。MBUXも搭載されている。
ラインナップは254ps/51.0kgmの2L直4クリーンディーゼルを搭載する300d 4マチック、330ps/71.4kgmの3L直6クリーンディーゼルを搭載する400d 4マチック、367ps/51.0kgmの3L直6エンジンに22ps/25.5kgmのISGを組み合わせる450 4マチックスポーツの3モデル。全モデル9ATが組み合わされる。
●価格:940万円~
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