エルヴィスの魂が宿る1台！ トライアンフ「BONNEVILLE T120」に限定生産モデルが登場

　トライアンフモーターサイクルズジャパン株式会社より、「Bonneville T120 ELVIS PRESLEY Limited Edition」が発表された。伝説的ロックスターであるエルヴィス・プレスリーをオマージュしたボンネビルであり、税込み199万9000円で925台限定生産となる。

エルヴィスとトライアンフの絆が織りなす特別な一台

　今回発表されたボンネビル T120には、エルヴィス本人と、生涯の仲間であった“メンフィス・マフィア”たちへのオマージュが込められているという。タンクに輝くゴールドでレタリングされた“ELVIS”の文字はステージセットのライトを表現。同時にこのエンブレムは、彼自身の仕事に対する姿勢などを表したものだ。

　その他、フロントフェンダーやサイドカバーなどにもエルヴィスを象徴する意匠が散りばめられている。各所には本人が残したサインが多数印字してあり、トライアンフとエルヴィスの深い結び付きが伺えるデザインとなった。

レッドとシルバーに輝くボンネビル。各所に細かな意匠が散りばめられている

 

タンクにあしらわれたサインとエンブレム

 

フロントフェンダーにも象徴的なロゴが輝く

 

ツインメーターは従来のまま。トップブリッジにもサインがあしらわれる

 

サイドカバーにもエルヴィスのサインと“ELVIS”の文字が

 

伝統のバーチカルツインエンジン。ところどころ装飾がついて高級感が漂う

 

ABS搭載、310mmディスクにBrembo2ポッドキャリパー装備

 

伝統的でありながらワンランク上の高級感を醸し出す

 

「みんなの分も注文してくれ！」エルヴィスとボンネビルの出会い

　エルヴィスと言えば、1968年に公開されたコメディウエスタン映画『Stay Away Joe』でボンネビルに乗っていたことは有名な話。劇中ではTriumph 650 Bonneville「Desert Sled」が登場し、バイクを乗りこなすエルヴィスがスクリーン上で活躍した。

　そもそも彼とトライアンフの出会いはその3年前、1965年のこと。ある日親友が乗ってきたT120を見たエルヴィスは、「近所を走らせてほしい」と頼み込んだそう。実際にバイクに乗った彼は感激し、すぐにマネージャーへ「みんなの分も注文してくれ、でも…今夜じゃなきゃダメなんだ！」と言い放ったという逸話が残されている。実際に親友たちのために9台のトライアンフを購入し、すべてプレゼントしていたというのだから驚きだ。

　そんな逸話があるほどにトライアンフを溺愛していたエルヴィス。そんな彼とトライアンフが残した伝説を、是非このチャンスに手にしてみてはいかがだろうか。

1968年『Stay Away Joe』にて、650 Bonneville「Desert Sled」に乗るエルヴィス

世界限定925台限定生産「Bonneville T120 エルヴィス・プレスリー Limited Edition」

Bonneville T120 ELVIS PRESLEY Limited Edition　詳細

・限定生産925台
・全幅×全高：785×1125mm
・ホイールベース：1450mm
・シート高：790mm
・車重：237kg
・最高出力：80ps/6550rpm
・最大トルク：105Nm/6550rpm
・クラッチ：湿式多板 トルクアシストクラッチ
・ブレーキ：F＝ツインディスク、R＝シングルディスク
・タイヤサイズ：F＝100/90-18 R＝150/70-17
・メーカー希望小売価格：199万9000円(税込)

詳細はこちらのリンクよりご覧ください。
https://news.webike.net/motorcycle/382719/

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