月に200店のディーラーを回る遠藤徹氏。その遠藤氏が足で稼いだディーラーでの最新情報を毎回お届けするのがお馴染みの「地獄耳スクープ」。
今回は注目のトヨタプリウスPHV、そしてマツダのCX-3、デミオ、CX-5の情報をお届け。
文:遠藤徹/写真:池之平昌信(プリウスPHV)
ベストカー2016年11月10日号
プリウスPHVの年内発売は絶望的
トヨタはプリウスPHVの発表、発売をこれまでの12月下旬から17年1月下旬に再延期すると、このほど傘下販売店に通達しました。
これまで10月下旬から12月下旬に2カ月先送りしているため、さらに1カ月延期することになります。生産を徐々に立ち上げ、軌道に乗せるためとしており、組み立てそのものはすでに8月から開始しています。
販売店各社では12月に発売するクロスオーバーSUVのC-HRと並行して、ティザーキャンペーンをスタートさせています。
CX-5、まもなくFMC。現行型がオーダーストップ
マツダは今年11月いっぱいをもって、現行CX-5をオーダーストップし、生産を終了する見込みです。
来年2月にも発売する次期型への切り替えのため。すでに生産グレードやボディカラーは売れ筋に絞った生産に移行しています。
11月〜12月にデミオ、CX-3の一部改良。話題のG-ベクタリングコントロールを搭載
マツダは今年11月~12月にデミオ、CX-3、アテンザを一部改良し、カーブなどでの重量配分を自動制御することで、ワインディングコースなどでの走破性を向上させる「G-ベクタリングコントロールシステム」を装備。
このシステムは、今年7月中旬にビッグマイナーチェンジしたアクセラに採用しており、以降好調な販売推移をみせていることから、主軸3モデルについても展開します。11月にデミオとCX-3の2車とも改良され、12月の改良はない可能性もあります。
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