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トラックやバス、建設機械向けのHead-Up Displayを開発

配信元:PRTIMES
トラックやバス、建設機械向けのHead-Up Displayを開発

マクセル株式会社

 マクセル株式会社(取締役社長:中村 啓次/以下、マクセル)は、自由曲面光学技術をさらに進化させることで、これまで商用車に搭載するうえで課題であった地面に対し垂直に近いフロントガラスへの対応と小型化を実現し、トラック、バス、建設機械などにも搭載可能なHead-Up Display(以下、T-HUD(*2))を開発しました。

 

トラックやバス、建設機械向け Head-Up Displayの表示イメージ(左)と拡大図(右)

■T-HUD概要仕様

 マクセルでは、2021年4月より乗用車向けのAR-HUD(*4)を量産しており、AR-HUDで培った光学技術、高信頼性技術(太陽光による耐熱技術など)および実績をベースにトラックなどに搭載可能なT-HUDを開発してきました。

 T-HUDは光学ユニットのレイアウトを全面的に見直し、自由曲面光学技術を応用した商用車専用のレイアウトにすることで地面に対して垂直に近いフロントガラスへの対応を実現しました。また、虚像表示位置も長時間運転する商用車向けに再定義しました。

 商用車は乗用車に比べ車幅が広いため、周辺情報を確認する際の視点移動やミラーなどで確認できない死角が多いと言われています。今回開発したT-HUDは、従来のHUDに対して、ナビゲーション、メーターに加え周辺情報を確認する際の視点移動低減、またADAS(*5)システムと連携し死角の情報をT-HUDに表示させることで、さらなる安全性の向上が期待されます。

 HUDのラインアップに今回開発したT-HUDが加わることで、乗用車、設置スペースが小さい小型車やスポーツ車、商用車向けまで対応が可能となりました。

 マクセルは今後も、光と映像技術で新しい価値を創生し社会の安心安全に貢献していきます。

*1 小型化:2021年4月より量産している乗用車向けのAR-HUD比38%
*2 T-HUD:トラック、バス、建設機械などにも搭載可能なHead-Up Display
*3 セット容積:車両形状によりセット容積数値は変わります。
*4 AR-HUD:Augmented Reality(拡張現実) Head-Up Display
*5 ADAS:Advanced Driver Assistance Systems。先進運転支援システム

■HUDの製品ページ
https://biz.maxell.com/ja/display_equipment/ais_index.html

■商標
記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標または登録商標です。

■製品に関するお問い合わせ先
マクセル株式会社 新事業統括本部
お問い合わせフォーム:https://www.maxell.co.jp/inquiry/maxell/ja/form.jsp?f=biz&q=hud_m_ja_biz

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