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2023年Hondaモータースポーツ活動計画

配信元:HONDA
2023年Hondaモータースポーツ活動計画

 Hondaは、2023年のモータースポーツ活動計画に関する発表会を行いました。以下、登壇した取締役 執行役専務 青山 真二のスピーチ概要ならびにモータースポーツ活動計画をお知らせします。

本田技研工業株式会社 取締役 執行役専務 青山 真二スピーチ概要

 Hondaは、創業者である本田宗一郎が技術で世界一になることを求めて1959年のマン島TTレースに初参戦して以来、世界中のさまざまな二輪・四輪レースに参戦し続けてきました。多くの先人達が世界を舞台に戦う中で、何度難題にぶつかっても、あきらめずに「挑戦」を続けることでそれを克服し、勝利を積み重ねてきました。モータースポーツにおいては、この姿勢こそが人と技術を磨くためにも必要不可欠であり、その活動の根源にあるものだと言えます。これからも、この「チャレンジ」の志をさらに強くし、共に闘う関係者、ライダー・ドライバーの皆様と一緒に展開していきます。

 一方、モータースポーツにおいて、取り組むべきもう一つの命題があります。それは「カーボンニュートラルの実現」です。Hondaは既にモータースポーツフィールドも積極的に使い、カーボンニュートラル技術の研究開発を進めておりますが、今後はレース活動においての実用化に向けて取り組みを強化していきます。また、二輪を皮切りに実際のレースへの電動車両の投入も検討していきます。

 また、今年はより強いレースブランドを目指し、株式会社ホンダ・レーシング(HRC)がこれまでの二輪レース活動機能に加えて四輪レース活動も担う新体制となりました。2輪、4輪のレース活動を束ねたことで、ヒトと技術両面での交流が可能となり、シナジーを目指した活発な活動が行われるようになりました。まだ、その兆しという段階ではありますが、それぞれの分野が持っている技術・ノウハウの相互連携の効果が、レース現場で少しずつ出てきています。例えば、四輪で参加型モータースポーツ向けのベース車両の供給を検討していますが、その開発・供給には、既に同様の活動を行っている二輪のノウハウを共有することができます。このように、二輪・四輪シナジー効果を最大限に活用することで、レースでの好成績に繋げると同時に、より多くのお客様にHondaの技術やモータースポーツを楽しんでいただける参加型モータースポーツの取り組みも強化し、すそ野を広げて行きたいと思います。

 2023年も世界中のモータースポーツファンの皆様やHondaファンの皆様、そしてお客様のご期待にお応えし、夢や感動をお届けできるよう、Hondaは引き続きモータースポーツ活動に力を注ぎ、チャレンジを続けてまいります

二輪モータースポーツ活動

 2022年のFIM※1 ロードレース世界選手権(MotoGP)では未勝利に終わり大変悔しいシーズンとなりました。後半戦では4度目の手術により戦列を離脱していたマルク・マルケス選手が復帰し、表彰台を獲得しました。しかしながら、FIMモトクロス世界選手権(MXGP)ではティム・ガイザー選手が、FIMトライアル世界選手権シリーズ(TrialGP)ではトニー・ボウ選手が、それぞれチャンピオンを獲得しており、MotoGPのタイトル奪還は最重要課題のひとつです。すでに2022年の後半戦から、四輪レース部門のエアロダイナミクスの知見を投入していて、空力性能改善などの二輪・四輪シナジー効果が現れてきており、今後は燃焼技術の領域でも二輪、四輪の共創により競争力を強化していきます。さらに2020年のチャンピオンであるジョアン・ミル選手がRepsol Honda Team(レプソル・ホンダ・チーム)に、アレックス・リンス選手がLCR Honda CASTROL(エルシーアール・ホンダ・カストロール)に加入します。よりチーム体制も強化を図ることで、MotoGPのライダー・コンストラクター・チームの三冠タイトル奪還を目指します。

 若手育成では、MotoGPのMoto2・Moto3クラスに参戦するHonda Team Asia(ホンダ・チーム・アジア)の活動は、2022年に10周年の節目のシーズンをむかえ、Moto2で小椋藍(おぐら・あい)選手が、最終戦までチャンピオン争いをする活躍を見せました。2023年も引き続きHonda Team Asiaの活動を継続するとともに、若手育成のプログラムとしてIDEMITSU Asia Talent Cup(イデミツ・アジア・タレント・カップ)を引き続き活用し、世界で活躍できるライダーのさらなる発掘・育成に取り組みます。

四輪モータースポーツ活動

 2022年は、パワーユニット(PU)サプライヤーとして参戦したFIA※2 フォーミュラ・ワン世界選手権(F1)において、Red Bull Group(レッドブル・グループ)からの要請のもとに、Hondaのパワーユニット(PU)技術を用いたPUでF1に参戦するレッドブル・グループ傘下のScuderia AlphaTauri(スクーデリア・アルファタウリ)とOracle Red Bull Racing(オラクル・レッドブル・レーシング)にPUを供給するRed Bull Powertrains(レッドブル・パワートレインズ)をHRCが支援し、Oracle Red Bull Racingのドライバー・コンストラクター両部門制覇に貢献しました。2023年も同様の支援を継続していきます。また、Scuderia AlphaTauriでF1参戦3年目を迎える角田裕毅(つのだ・ゆうき)選手に続いて、世界最高峰カテゴリーを目指している日本人若手ドライバーのFIA フォーミュラ・ツー選手権(F2)などへの参戦をサポートしていきます。

 国内レースでは、SUPER GT GT500クラスではチーム体制を刷新して3年ぶりとなるタイトル奪還に挑みます。また、2022年シーズンに連覇を達成した全日本スーパーフォーミュラ選手権においては、新たに米国のホンダ・パフォーマンス・ディベロップメント(HPD)のスカラシップを獲得したドライバーが参戦するなど新たなドライバーも迎え、三連覇を狙っていきます。
 北米においてはインディカー・シリーズに参戦する6チーム15台に、HPDを通じてエンジンを供給します。また、IMSA※3ウェザーテック・スポーツカー選手権ではHPDが供給するAcura(アキュラ)ブランドのマシン「ARX-06」でふたつのチームが参戦します。

  • ※1FIMとは、Fédération Internationale de Motocyclisme(国際モーターサイクリズム連盟)の略称
  • ※2FIA とは、Fédération Internationale de l’Automobile(国際自動車連盟)の略称
  • ※3IMSAとは、International Motor Sports Association(国際モータースポーツ協会)の略称

参戦体制概要

 2022年12月12日発表時点

 <以下、敬称略>

《二輪参戦体制概要》

《世界選手権》

FIMロードレース世界選手権(MotoGP)

チーム名 マシン No. ライダー 年齢 国籍 2022年戦績
Repsol Honda Team
(レプソル・ホンダ・チーム)
※4
RC213V
※4
36 Joan Mir
(ジョアン・ミル)
※4
25 スペイン MotoGP
15位
93 Marc Márquez
(マルク・マルケス)
29 スペイン MotoGP
13位
LCR Honda IDEMITSU
(エルシーアール・ホンダ・イデミツ)
30 中上 貴晶
(ナカガミ・タカアキ)
30 日本
(千葉県)
MotoGP
18位
LCR Honda CASTROL
(エルシーアール・ホンダ・カストロール)
42 Álex Rins
(アレックス・リンス)
27 スペイン MotoGP
7位
  • ※4“チーム名”の☆印はワークスチーム、“マシン”の☆印はワークスマシン、“ライダー”の☆印はHRC契約を示す

FIMスーパーバイク世界選手権(WSBK)

 <WSBK>

チーム名 マシン No. ライダー 年齢 国籍 2022年戦績
Team HRC
(チーム・エイチアールシー)
CBR1000RR-R FIREBLADE SP
7 Iker Lecuona
(イケル・レクオーナ)
22 スペイン WSBK
9位
97 Xavi Vierge
(チャビ・ビエルゲ)
25 スペイン WSBK
10位
MIE Racing Honda Team
(エムアイイー・レーシング・
ホンダ・チーム)
CBR1000RR-R FIREBLADE SP 35 Hafizh Syahrin
(ハフィス・シャーリン)
28 マレーシア WSBK
23位
TBA Eric Granado
(エリック・グラナド)
26 ブラジル MotoE
2位

 <WSSP>

チーム名 マシン No. ライダー 年齢 国籍 2022年戦績
MIE MS Racing Honda Team
(エムアイイー・エムエス・レーシング・
ホンダ・チーム)
CBR600RR TBA Tarran Mackenzie
(タラン・マッケンジー)
27 英国 BSB
7位
TBA Adam Norrodin
(アダム・ノロディン)
24 マレーシア ARRC
ASB1000
8位

FIM世界耐久選手権(EWC)

チーム名 マシン No. ライダー 年齢 国籍 2022年戦績
F.C.C. TSR Honda France
(エフシーシー・ティーエスアール・ホンダ・フランス)
CBR1000RR-R FIREBLADE SP 1 Josh Hook
(ジョシュ・フック)
29 オースト
ラリア
EWC
チャンピオン
Mike Di Meglio
(マイク・ディ・メリオ)
34 フランス
Alan Techer
(アラン・テシェ)
28 フランス FSBK
3位

FIMモトクロス世界選手権(MXGP)

 <MXGP>

チーム名 マシン No. ライダー 年齢 国籍 2022年戦績
Team HRC
(チーム・エイチアールシー)
CRF450RW
70 Ruben Fernandez
(ルーベン・フェルナンデス)
23 スペイン MXGP
8位
243 Tim Gajser
(ティム・ガイザー)
26 スロベニア MXGP
チャンピオン

FIMトライアル世界選手権シリーズ(TrialGP)

チーム名 マシン No. ライダー 年齢 国籍 2022年戦績
Repsol Honda Team
(レプソル・ホンダ・チーム)
Montesa
COTA 4RT
1 Toni Bou
(トニー・ボウ)
36 スペイン TrialGP
チャンピオン
38 Gabriel Marcelli
(ガブリエル・マルセリ)
22 スペイン TrialGP
5位

FIM世界ラリーレイド選手権(ダカールラリー2023)

チーム名 マシン No. ライダー 年齢 国籍 2022年戦績
Monster Energy Honda Team
(モンスターエナジー・
ホンダ・チーム)
CRF450
RALLY
2 Ricky Brabec
(リッキー・ブラベック)
31 米国 ダカールラリー
総合7位
7 Pablo Quintanilla
(パブロ・キンタニラ)
36 チリ ダカールラリー
総合2位
11 José Ignacio Cornejo
(ホセ・イグナシオ・コルネホ)
28 チリ ダカールラリー
総合6位
42 Adrien Van Beveren
(エイドリアン・ヴァン・ベバレン)
31 フランス ダカールラリー
総合4位

《日本》

MFJ※5全日本ロードレース選手権(JRR)

 <JSB1000>

チーム名 マシン No. ライダー 年齢 国籍 2022年戦績
SDG Honda Racing
(エスディージー・ホンダ
レーシング)
CBR1000RR-R FIREBLADE 15 名越 哲平
(ナゴエ・テッペイ)
25 日本
(東京都)
JSB1000
15位
  • ※5MFJとは、Motorcycle Federation of Japan(一般財団法人 日本モーターサイクルスポーツ協会)の略称

MFJ全日本モトクロス選手権(JMX)

 <IA1>

チーム名 マシン No. ライダー 年齢 国籍 2022年戦績
Honda Dream Racing Bells
(ホンダ・ドリーム・
レーシング・ベルズ)
CRF450R 4 大城 魁之輔
(オオシロ・カイノスケ)
23 日本
(沖縄県)
IA1
4位
6 大倉 由揮
(オオクラ・ユウキ)
23 日本
(大阪府)
IA1
6位

MFJ全日本トライアル選手権(JTR)

 <IAスーパー(IAS)>

チーム名 マシン No. ライダー 年齢 国籍 2022年戦績
TEAM MITANI Honda
(チーム・ミタニ・ホンダ)
RTL301RR 1 小川 友幸
(オガワ・トモユキ)
46 日本
(三重県)
IAS
チャンピオン
3 氏川 政哉
(ウジカワ・セイヤ)
19 日本
(三重県)
IAS
3位
  • 全日本選手権のHonda参戦体制については、詳細が決まり次第改めて発表します。

《北米》

AMAスーパークロス選手権

 <450SX>

チーム名 マシン No. ライダー 年齢 国籍 2022年戦績
Team Honda HRC
(チーム・ホンダ・
エイチアールシー)
CRF450R 23 Chase Sexton
(チェイス・セクストン)
23 米国 450SX
6位
45 Colt Nichols
(コルト・ニコルズ)
28 米国

 <250SX>

チーム名 マシン No. ライダー 年齢 国籍 2022年戦績
Team Honda HRC
(チーム・ホンダ・
エイチアールシー)
CRF250R 18 Jett Lawrence
(ジェット・ローレンス)
19 オースト
ラリア
250SX East
チャンピオン
96 Hunter Lawrence
(ハンター・ローレンス)
23 オースト
ラリア
250SX West
2位
832 Chance Hymas
(チャンス・ハイマス)
17 米国 Futures National
チャンピオン

AMAプロモトクロス選手権

 <450MX>

チーム名 マシン No. ライダー 年齢 国籍 2022年戦績
Team Honda HRC
(チーム・ホンダ・
エイチアールシー)
CRF450R 23 Chase Sexton
(チェイス・セクストン)
23 米国 450MX
2位
45 Colt Nichols
(コルト・ニコルズ)
28 米国

 <250MX>

チーム名 マシン No. ライダー 年齢 国籍 2022年戦績
Team Honda HRC
(チーム・ホンダ・
エイチアールシー)
CRF250R 18 Jett Lawrence
(ジェット・ローレンス)
19 オースト
ラリア
250MX
チャンピオン
96 Hunter Lawrence
(ハンター・ローレンス)
23 オースト
ラリア
250MX
3位
832 Chance Hymas
(チャンス・ハイマス)
17 米国 250MX
37位

《四輪参戦体制概要》

《日本》

全日本スーパーフォーミュラ選手権(SF)

チーム名 No. ドライバー 年齢 国籍 2022年戦績
TEAM MUGEN
(チーム・ムゲン)
1 野尻 智紀
(ノジリ・トモキ)
33 日本
(茨城県)
SF
チャンピオン
15 Liam Lawson
(リアム・ローソン)
20 ニュージー
ランド
F2
3位
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
(ドコモ・チーム・ダンディライアン・
レーシング)
5 牧野 任祐
(マキノ・タダスケ)
25 日本
(大阪府)
SF
5位
6 太田 格之進
(オオタ・カクノシン)
23 日本
(京都府)
SFL
2位
ThreeBond Drago CORSE
(スリーボンド・ドラゴコルセ)
12 福住 仁嶺
(フクズミ・ニレイ)
25 日本
(徳島県)
SF
19位
B-Max Racing
(ビーマックス・レーシング)
50 松下 信治
(マツシタ・ノブハル)
29 日本
(埼玉県)
SF
13位
51 Raoul Hyman
(ラウル・ハイマン)
26 英国 フォーミュラ
・リージョナル
・アメリカ
チャンピオン
TCS NAKAJIMA RACING
(ティーシーエス・ナカジマレーシング)
64 山本 尚貴
(ヤマモト・ナオキ)
34 日本
(栃木県)
SF
10位
65 佐藤 蓮
(サトウ・レン)
21 日本
(神奈川)
SF
12位

SUPER GT<GT500クラス>

チーム名 No. ドライバー 年齢 国籍 2022年戦績
ARTA
(エーアールティーエー)
8 野尻 智紀
(ノジリ・トモキ)
33 日本
(茨城県)
GT500
12位
大湯 都史樹
(オオユ・トシキ)
24 日本
(北海道)
GT500
14位
16 福住 仁嶺
(フクズミ・ニレイ)
25 日本
(徳島県)
GT500
12位
大津 弘樹
(オオツ・ヒロキ)
28 日本
(埼玉県)
GT500
15位
Astemo REAL RACING
(アステモ・リアル・レーシング)
17 塚越 広大
(ツカコシ・コウダイ)
36 日本
(栃木県)
GT500
4位
松下 信治
(マツシタ・ノブハル)
29 日本
(埼玉県)
Modulo Nakajima Racing
(モデューロ・ナカジマレーシング)
64 伊沢 拓也
(イザワ・タクヤ)
38 日本
(東京都)
GT500
15位
太田 格之進
(オオタ・カクノシン)
23 日本
(京都府)
GT300
8位
TEAM KUNIMITSU
(チーム・クニミツ)
100 山本 尚貴
(ヤマモト・ナオキ)
34 日本
(栃木県)
GT500
3位
牧野 任祐
(マキノ・タダスケ)
25 日本
(大阪府)

SUPER GT<GT300クラス>

チーム名 No. ドライバー 年齢 国籍 2022年戦績
TEAM UPGARAGE
(チーム・アップガレージ)
18 小林 崇志
(コバヤシ・タカシ)
35 日本
(広島県)
GT300
8位
小出 峻
(コイデ・シュン)
23 日本
(大阪府)
FIA-F4
チャンピオン

《北米》

インディカー・シリーズ

チーム名 No. ドライバー 年齢 国籍 2022年戦績
Meyer Shank Racing
(マイヤー・シャンク・レーシング)
06 Hélio Castroneves
(エリオ・カストロネベス)
47 ブラジル インディカー・
シリーズ
18位
60 Simon Pagenaud
(シモン・パジェノー)
38 フランス インディカー・
シリーズ
15位
Chip Ganassi Racing
(チップ・ガナッシ・レーシング)
8 Marcus Ericsson
(マーカス・エリクソン)
32 スウェーデン インディカー・
シリーズ
6位
9 Scott Dixon
(スコット・ディクソン)
42 ニュージー
ランド
インディカー・
シリーズ
3位
10 Alex Palou
(アレックス・パロウ)
25 スペイン インディカー・
シリーズ
5位
11 Marcus Armstrong
(マーカス・アームストロング)
22 ニュージー
ランド
FIA-F2
13位
Rahal Letterman Lanigan Racing
(レイホール・レターマン・
ラニガン・レーシング)
15 Graham Rahal
(グレアム・レイホール)
33 米国 インディカー・
シリーズ
11位
30 Jack Harvey
(ジャック・ハーヴィー)
29 英国 インディカー・
シリーズ
22位
45 Christian Lundgaard
(クリスチャン・ルンガー)
21 デンマーク インディカー・
シリーズ
14位
Dale Coyne Racing
(デイル・コイン・レーシング)
18 David Malukas
(デイビッド・マルカス)
21 米国 インディカー・
シリーズ
16位
TBA TBA
Andretti Autosport
(アンドレッティ・オートスポート)
26 Colton Herta
(コルトン・ハータ)
22 米国 インディカー・
シリーズ
10位
27 Kyle Kirkwood
(カイル・カークウッド)
24 米国 インディカー・
シリーズ
24位
28 Romain Grosjean
(ロマン・グロージャン)
36 フランス インディカー・
シリーズ
13位
Andretti Steinbrenner Autosport
(アンドレッティ・シュタインブレナー・オートスポート)
29 Devlin DeFrancesco
(デブリン・デフランチェスコ)
22 カナダ インディカー・
シリーズ
23位
TBA TBA 佐藤 琢磨
(サトウ・タクマ)
45 日本
(東京都)
インディカー・
シリーズ
19位

IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権

チーム名 No. ドライバー 年齢 国籍 2022年戦績
Wayne Taylor Racing
(ウェイン・テイラー・レーシング)
10 Ricky Taylor
(リッキー・テイラー)
33 米国 IMSA
DPi
2位
Filipe Albuquerque
(フィリペ・アルバカーキ)
37 ポルトガル IMSA
DPi
2位
Meyer Shank Racing
(マイヤー・シャンク・レーシング)
60 Tom Blomqvist
(トム・ブロンクビスト)
29 英国 IMSA
DPi
チャンピオン
Colin Braun
(コリン・ブラウン)
34 米国 IMSA
LMP3
チャンピオン

《二輪ライダー・四輪ドライバー育成》

 (株)ホンダモビリティランドでは、「モータースポーツで世界に通用する選手を育成する」ことを目的として、1992年に二輪の「鈴鹿サーキット・レーシングスクール ジュニア」を設立。1993年に「鈴鹿サーキット・レーシングスクール カート(SRS-Kart)」、1995年には「鈴鹿サーキット・レーシングスクール フォーミュラ(SRS-Formula)」を開校。そして2022年には育成の質のさらなる向上を目指して名称を「ホンダ・レーシングスクール(HRS)」に変更し、トップライダー、トップドライバーを講師に迎え運営しています。これまでに数多くの卒業生が国内外の二輪・四輪それぞれのカテゴリーで活躍してきました。

 さらに、トップカテゴリーを目指した選手育成システムとして、二輪においては、2023年も引き続きMotoGPのMoto2・Moto3クラスに参戦するHonda Team Asiaの活動を継続するとともに、若手育成のプログラムとしてIDEMITSU Asia Talent Cup(イデミツ・アジア・タレント・カップ)を引き続き活用し、世界で活躍できるライダーのさらなる発掘・育成に取り組みます。
 四輪においては、ホンダ・フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト(HFDP)として、欧州のフォーミュラカテゴリーや、日本のFIA-F4、Super Formula Lightsなどに育成シートを用意し、選手育成の環境をより一層強化します。また、Red Bullとの育成に関する協力関係も継続・強化します。欧州ではFIA-F2に加えて、英国GB3へも日本人ドライバーの育成派遣を共同で行う計画です。さらに、日本では、2022年に続きRed BullのドライバーがHRSのアンバサダーに就任し、世界トップレベルのドライバーが持つ技術をスクール生に直接伝えることで、世界を目指すスクール生の成長をサポートします。加えて、全日本スーパーフォーミュラ選手権で行っているRed Bullとのジョイント育成プログラムを継続するほか、2023年からはHPDとのジョイントで、フォーミュラ・リージョナル・アメリカのTOPドライバーを招聘するスカラシップを開始します。

FIMロードレース世界選手権(MotoGP)

 <Moto2>

チーム名 マシン No. ライダー 年齢 国籍 2022年戦績
IDEMITSU Honda Team Asia
(イデミツ・ホンダ・チーム・アジア)
KALEX 35 Somkiat Chantra
(ソムキアット・チャントラ)
23 タイ Moto2
10位
79 小椋 藍
(オグラ・アイ)
21 日本
(埼玉県)
Moto2
2位

 <Moto3>

チーム名 マシン No. ライダー 年齢 国籍 2022年戦績
Honda Team Asia
(ホンダ・チーム・アジア)
NSF250RW
64 Mario Aji
(マリオ・アジ)
18 インド
ネシア
Moto3
26位
72 古里 太陽
(フルサト・タイヨウ)
17 日本
(鹿児島県)
Moto3
27位

FIA フォーミュラ・ツー選手権(F2)

チーム名 No. ドライバー 年齢 国籍 2022年戦績
DAMS
(ダムス)
TBA 岩佐 歩夢
(イワサ・アユム)
21 日本
(大阪府)
FIA-F2
5位

英国GB3選手権

チーム名 No. ドライバー 年齢 国籍 2022年戦績
HITECH GP TBA 荒尾 創大
(アラオ・ソウタ)
17 日本
(東京都)
フランス F4
3位

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権(SFL)

チーム名 No. ドライバー 年齢 国籍 2022年戦績
B-Max Racing
(ビーマックス・レーシング)
50 木村 偉織
(キムラ・イオリ)
23 日本
(東京都)
SFL
3位
TODA RACING
(トダ・レーシング)
2 小出 峻
(コイデ・シュン)
23 日本
(大阪府)
FIA-F4
チャンピオン

モータースポーツ普及活動

 Hondaは、モータースポーツの普及にも積極的に取り組んでいます。モータースポーツ初心者でも気軽に楽しめるイベントを開催するなど、幅広い層の皆様にモータースポーツの魅力を伝えることを目的としたさまざまな活動を行っています。

<株式会社ホンダ・レーシング(HRC)ワンメイクレース シリーズ>

 HRCによるワンメイクレースは、モータースポーツを楽しむカテゴリーと将来のMotoGPライダー育成を目的としたカテゴリーに分かれ、全国約30ヵ所のサーキットで開催されています。
 市販車両を使用した「HRC GROM Cup」、「CBR250R Dream Cup」、「CBR250RR Dream Cup」をはじめ、HRCの市販レーサーを使用したミニバイククラスの「NSF100 HRCトロフィー」、および将来のMotoGPライダーを育成するための「HRC NSF250R Challenge」も開催しています。
 これらのHRCワンメイクレースシリーズは、全国各地のサーキットで開催され、一定の条件を満たした参加者を対象に全国大会の実施や、育成クラスのステップアップ支援制度など、参加者がレースを楽しんだり、夢を実現したりするプログラムとなっています。

<N-ONE OWNER’S CUP>

 軽自動車「N-ONE」による参加型モータースポーツ「N-ONE OWNER’S CUP」は、レース入門者をはじめとした、より多くの方が気軽に参加し、走る喜び・操る喜びを感じていただけるレースを目指し、2014年から開催しているナンバー(車両番号標)付き車両によるスプリントレースです。ご好評をいただいているコンセプトはそのままに、今年も8ヵ所(鈴鹿サーキット、モビリティリゾートもてぎ、岡山国際サーキット、富士スピードウェイ、オートポリス、スポーツランドSUGO、十勝スピードウェイ、筑波サーキット)で開催します。

<Honda Sports Driving Program〔SCHOOL〕>

 2012年から開催していた「Honda Sports & Eco Program」を2022年にリニューアルし、新たに「Honda Sports Driving Program〔SCHOOL〕」がスタート。2023年も鈴鹿サーキット及びモビリティリゾートもてぎで開催します。
 「Honda Sports Driving Program〔SCHOOL〕」はFIT RS※6のレース仕様車両を使用し、「操る・磨く・競う」をコンセプトにモータースポーツの楽しさを誰でも気軽に体感できるプログラムです。マシンはもちろん、装備品のレンタルもご準備しており手ぶらでご参加いただけます。また、プログラム内で各種ライセンスの取得も可能となっており、モータースポーツ初心者の方からレース出場を見据える方まで、幅広い方々にお楽しみいただけます。

  • ※6先代のFIT RS

<Honda エコ マイレッジ チャレンジ 2023>

 Hondaは、創造力と自由な発想、そして技術を結集した手作りのマシンを使って、1Lのガソリンで何km走行できるかを競う「Honda エコ マイレッジ チャレンジ」を1981年から開催し、初回大会以来のべ約1万5000チーム以上が参加しています。

Honda エコ マイレッジ チャレンジ 2023 国内開催スケジュール

開催日程 大会名 開催会場
6月3日(土) Honda エコ マイレッジ チャレンジ 2023
第14回 もてぎ大会
モビリティリゾートもてぎ
西コース
(栃木県)
6月10日(土) Honda エコ マイレッジ チャレンジ 2023
第36回 鈴鹿大会
鈴鹿サーキット 東コース
(三重県)
8月6日(日) Honda エコ マイレッジ チャレンジ 2023
第38回 九州大会
HSR九州 サーキットコース
(熊本県)
9月9日(土):練習走行
9月10日(日):決勝
本田宗一郎杯 Honda エコ マイレッジ チャレンジ 2023
第42回 全国大会
モビリティリゾートもてぎ
スーパースピードウェイ
(栃木県)

<Honda Racing THANKS DAY>

 Hondaは、モータースポーツファンの皆様に対する感謝イベント「Honda Racing THANKS DAY 2023」を2023シーズン終了後に開催します。日程やプログラムは決定次第、ホームページにてご案内します。

<ご参考:ホンダモビリティランド(株)で行う主な国際レースについて>

 ホンダモビリティランド(株)は、2023年もさまざまなレースやイベントを開催し、日本のモータースポーツ文化のさらなる発展への貢献を目指しています。
 鈴鹿サーキットは、日本初の本格レーシングコースとして1962年に開場し、参戦3年目となる日本人ドライバー角田裕毅選手の活躍が期待されるF1日本グランプリのほか、FIM世界耐久選手権(EWC)の一戦として開催される鈴鹿8耐などを開催します。モビリティリゾートもてぎでは、FIMロードレース世界選手権(MotoGP)のほか、FIMトライアル世界選手権(TrialGP)など、年間を通してさまざまなレース、イベントを開催します。

主な国際レースの開催スケジュール

カテゴリー 開催日程 大会名 開催会場
TrialGP 5月20日(土)~21日(日) 2023 FIMトライアル世界選手権
日本グランプリ
モビリティリゾートもてぎ
(栃木県)
EWC 8月4日(金)~6日(日) 2023 FIM 世界耐久選手権
鈴鹿8時間耐久ロードレース
第44回大会
鈴鹿サーキット
(三重県)
F1 9月22日(金)~24日(日) 2023 FIA F1世界選手権
日本グランプリレース
鈴鹿サーキット
(三重県)
MotoGP 9月29日(金)~10月1日(日) 2023 FIM MotoGP世界選手権シリーズ
日本グランプリ
モビリティリゾートもてぎ
(栃木県)

詳細はこちらのリンクよりご覧ください。
http://www.honda.co.jp/news/2022/c221212.html

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マツダ6、実は水面下で開発が続いていた!? 注目新車情報、グッズが当たるアンケートも展開「ベストカー4月26日号」

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終売が報じられたマツダ6はこのまま終わるのか? 否!! 次期型は和製BMW3シリーズといえるような魅力度を増して帰ってくる!? 注目情報マシマシなベストカー4月26日号、発売中!