ライバルのヤマハTMAXは全盛期ほどの勢いはあらず!?
X-ADVのライバルと言えば、やはりヤマハのTMAX。2001年に海外でデビューし、大排気量でスポーティな「マキシスクーター」というジャンルを確立した1台だ。しかしながら近年はX-ADVに押されてか、人気にやや陰りが見える。
TMAXシリーズはこれまで欧州だけで累計33万台もの販売台数を記録した大ヒット車。デビューからわずか3年で4万台超を売り上げ、3代目が登場した2008年頃には欧州だけで年間2万台と人気絶頂に達した。
2012年型の4代目で排気量を530cc化し、TMAXからTMAX530に車名変更(国内には1年遅れで入荷)。これまた約1万6000台と人気を博したが、以降は年間平均8000台前後で推移してきたようだ。
現行型は2020年に560cc化した7代目がベース。2025年型でフェイスリフトや新デザイン、コーナリングABSなどを獲得した。最新の販売データは不明だが、絶頂期やX-ADVほどの人気はなく、その分ユーザーがX-ADVに流れていると予想される。
元々、ホンダは欧州で打倒TMAXを狙って、2012年にインテグラを導入した経緯がある。インテグラの後継であるX-ADVが、ついに打倒TMAXを果たしたと言えるのだ。
とはいえ、近頃のヤマハはTMAXから派生したMAXシリーズ(XMAX300/250/125、NMAX155/125)を展開し、世界で人気を博している。2025年型でモデルチェンジしたシリーズ旗艦であるTMAXの逆襲も見たいものだ。
オートマスーパースポーツのTMAX560(ヤマハ)。無断変速ATの561cc並列2気筒をアルミフレームに搭載し、SS並みに豪華な脚で武装する。2025年モデルは2月28日、145万2000円~で発売。国内の年間販売計画は500台。
初代インテグラ(ホンダ)はNC700Xと共通プラットフォームを持つスクーター。ロードスポーツの外観をはじめ、モーターサイクル同様のスポーティさとDCTによる走りが特徴だった。2014年型から750cc化したが、国内では2016年に生産終了。
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