本日から3日間開催される東京モーターサイクルショー。そこに衝撃的な新モデルが展示されていた。日本にも正規導入が始まったQJMOTOR「SRK400RS」は、399cc直4エンジンを搭載、77.6PSを発揮するスーパースポーツだ!
ZX-4Rに0.6PS勝ち!? 新直4エンジン搭載SSが上陸
近年、各地のレース参戦や他メーカーとの技術提携によって着実に開発力を高めてきている中国のバイクメーカー。高い技術力の必要な直列4気筒エンジン搭載機についても、CFMOTO、KOVEといったグローバルメーカーが続々投入を開始している。そんな中、日本にも正規輸入されている浙江省・QJMOTORでは、以前より「普通二輪クラスの直4モデル」開発が噂されていた。
今回東京MCショーに登場したのは、まさに普通二輪クラスとなる399ccの新型スーパースポーツ「SRK400RS」水冷DOHC直列4気筒エンジンはボア×ストローク57.0×39.1mm、最大出力は77.6PS/14000rpmを発揮。最大トルクは39Nm/13200rpmと、スペックは2023年に登場した国産現行唯一の400cc直4モデル・カワサキ「ZX-4R」とほぼ同様のもの。SRK400RSにはラムエア加圧こそないものの、通常時の出力は0.6PSのみだがZX-4Rを上回るという、クラス最強水準のスペックを有する。また車体の細かな構造は未発表ながら、重量は176kgとZX-4Rよりも軽量な点にも注目したい。
ガルアーム的屈曲スイングアームを装備!最先端SSの一角に殴り込みか
正式な発売情報は未発表であるため、具体的な装備は未だ不明。ただし外見からは倒立フォークやラジアルマウントキャリパー&マスターのブレーキや、フルカラーTFT液晶メーターを採用していることがわかる。灯火類はもちろんフルLEDで、独特なスラントノーズを持つヘッドライト、ポジションライトも個性的なシルエットだ。
テール周りをみると、レーシーなショートマフラーに加え、これを避けるように構成された屈曲スイングアームが見て取れる。往年のホンダ・ガルアームを思わせる設計で、こちらもスポーツマシンのファンなら無視できないスタイルといえるだろう。
価格や発売時期は未発表ながら、EURO5+への適合も済ませており、日本を含む海外展開は間違いないこのSRK400RS。国産SSのライバルとなって行くのだろうか? 今後に要注目だ。
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【東京MCショー速報】400ccで77.6PS!直4エンジン「SRK400RS」出現! ZX-4Rと真っ向勝負だ!【モーターサイクルショー2025】【画像ギャラリー】
https://news.webike.net/gallery3/451582/451584/
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