CB500FOURの魅力とは? 若きオーナーが選んだ理由とこだわり

CB500FOURの魅力とは? 若きオーナーが選んだ理由とこだわり

上品かつ穏やかな大人の存在感溢れる名車…ホンダ CB500FOUR。今回は若き旧車乗りが選んだ激シブカラーのCBをご紹介します!
(アイキャッチ画像提供 @hikarusr400)

文/みんなの単気筒 | トモ・トモダ



HONDA CB500FOUR(1973年式)

 
 
 

ホンダCB500FOURとは?

1971年に登場したCB500FOURは、人気車種CB400FOUR(ヨンフォア)やCB750FOUR(ナナハン)の陰に隠れながらも、知る人ぞ知る名車だ。
当時のキャッチコピーは「静かな男のための500(500 for the Quiet Man)」。CB750FOURの人気に応える形でミドルクラスとして開発され、「より多くのライダーに4気筒の滑らかさを届ける」ことを目指したモデルです。まさにコピー通り、落ち着いた乗り味と上品な存在感を併せ持つ“大人のバイク”。
一方で、1973年のマン島TTレースで勝利を収めるなど、性能面でも優秀な実績を残しています。



当時のキャッチコピーは「静かな男のための500」(ホンダWEBサイトより)

 
 
 

宇治金時カラーに魅せられた若き旧車乗り

オーナーは滋賀県にお住まいの西村さん。こんな激シブな旧車…どんな年配の方が乗っているのだろう?と思いませんか?
実は西村さん…童顔マッチョな20代の今時の若者!「にしむー」のあだ名で年上の旧車乗りから可愛がられている…みんなの弟分的な存在です。

 今回は「にしむー」が愛車購入に至った経緯とその愛車の概要についてご紹介します!

Instagram「西村さん」
https://www.instagram.com/cb500four_nk



CB500FOURとオーナーの西村さん

購入のきっかけは?

『我が家はバイク一家でして…母親は現行のレブル250ですが、父はゼファー1100、弟はCB400SFのSPEC2と、どちらかと言うと古めのバイクに乗っていました。私自身もなんとなく古い大型バイクが欲しくなり、2年前に大型教習を受けながら探していたんですよね。
とあるバイク屋さんを訪問したらお店には私好みなZ1100、Z1000J、そしてCB500FOURの3台が並んでいまして…』

 即決でCBでした??

 『いや、それがめちゃくちゃ悩んだんです。。。車両のカッコ良さはブラックカラーでティアドロップ型タンクのZ1000Jが良かったんですが、私の体のサイズ感と合わず断念。。。ただ、最終的には現行車では見ないカラーかつ、このバイクの佇まいと雰囲気が気に入ってCB500FOURに決めました!』

バイク単体で見た時と乗った時の印象って結構違いますもんね!
正しい選択だったと思います!

 『購入前にCBのことはかなり調べたつもりでしたが、購入後にも知らなかったCBの良さが次々とわかり…どんどん魅了されていきました。CBを選んで良かったです!』



KAWASAKI Z1100、Z1000Jと迷いに迷って購入に至ったCB500FOUR



現行車にはない佇まいと雰囲気が決め手となり購入を決断!

お気に入りポイントは?

 『ハンドルとグラブバーを変えようかなと思ってるんですが、まだ購入した時のままです。今のスタイルで一番気に入っているのはタンクのカラーですね!』

 去年の春、初めてお会いした時…「辻利カラーやん!美味しそう!」と言ったことを思い出しました笑

 『初対面の第一声がそれだったのでびっくりしました笑 懐かしいですね!私自身…特に夏場になると宇治金時みたいなタンクだな〜と思いながら乗ってます笑』

 このカラーはオリジナルですか?

 『真ん中の小豆色はリペイントで、グリーン部分は純正だと思っていたんです。が、以前、500/550FOURのオーナーズMTGに参加し、他の車両を見て…全てリペイントということがわかりました!オリジナルであることに拘りは無いので、リペイントでもこのカラーリングが気に入っています!』



近々交換予定?のハンドル



宇治金時を彷彿とさせるカラーリングが特徴的!

 他のお気に入りポイントは?

 『やっぱりなんといっても4本独立の純正トランペットマフラーが最高です!』

 見た目もさることながら、一緒に走った時に聞こえてくる上品な迫力がたまらなく良い音ですよね!



迫力ある4本独立のマフラー



純正トランペットマフラーが大人っぽさを演出

維持にあたって工夫している点は?

『とにかく安全に乗ること!です!笑
消耗品はまだ見つかる方ですが、流用できる大きなパーツはほぼないので、常に事故っても事故られてもいけないプレッシャーの中で走っています。
例えばヘッドライトには電球はなく、カバーも含めてそれ自体がライトになっているので、ちょっとでも割れようものならそれだけでアウト…。聞いたところによるとブレーキランプもリアフェンダーと一体になってるので、追突されたらおしまいかもしれないと…。
唯一の救いは、最近イタリアでマフラーのリプロが出ているらしく、個人輸入で買えるのがわかったことですね笑』

 やはり出ない部品ありますよね…

 『ですね。。。このCB、メーター上は4万キロ弱ですが、オーナーズMTGでは新車から計20万キロほど走られている方もいらしたので、自分もそれだけ長く乗れたらなと思います。丁寧に乗り続けて、発売から1世紀経過を目指したいですね!』



旧車感あるメーター周り



丁寧に…あと50年乗ることが目標!

 
 

距離を超えて…繋がる仲間

 彼とはみんなの単気筒ミーティングで知り合って以来、飲みに行く仲に。ただ、諸事情あって今年6月に地元滋賀へ戻った西村さん…。会う機会が減りましたが、「同じ日本、いつでも会える」と思いつつもやっぱり寂しい。近いうちに滋賀へ会いに行こう…いや、東京にも来てくれていいよ笑

Instagram「みんなの単気筒」
https://www.instagram.com/minnano_tankito



大勢の仲間に見送られて…地元滋賀へ旅立った西村さんのCB

 

詳細はこちらのリンクよりご覧ください。
https://news.webike.net/motorcycle/481020/

CB500FOURの魅力とは? 若きオーナーが選んだ理由とこだわり【画像ギャラリー】
https://news.webike.net/gallery3/481020/481036/

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