中国・KOVEからモトクロッサーをベースとした新型オフロード「MX450 DUAL SPORT」が、重慶モーターサイクルショーにて世界初公開された。半乾燥重量120kg、最高出力47.5PSという強烈なパワーウエイトレシオを誇る上、EURO5+にも適合済。なんと2026年上旬には日本上陸も決定しているという!
ダカールラリーも完走! 実績ある中国オフがついに公道へ殴り込み
KOVE MOTO(コーベ)は、中国・重慶にて2017年に設立されたメーカー。未だ10年と経ていない新鋭ながら、その開発速度&レベルアップは非常に高く、ロードスポーツから競技用モトクロッサーまで幅広いジャンルをカバーするラインナップを展開している。特に注目したいのはオフロードジャンルで、”世界で最も過酷なラリー”ダカールラリーや、モンゴルの約4000kmを駆け抜けるタクラマカンラリーなど、世界的なラリー競技に積極的に参戦。2024年のダカールラリーでは450ccのマシンでコースを無事完走し、その信頼性が世界的に注目されている。
そんなKOVEが先日開催された重慶モーターサイクルショーにてお披露目した新型モデルが「MX450 DUAL SPORT」だ。競技用モトクロッサーMX450をベースとしつつ公道仕様とされた本機だが、その特徴は半乾燥重量120kgという軽量さと、最高出力47.5PSというハイパワー。競技用からはデチューンされているとはいうが、公道用のカテゴリーでは最高レベルのパワーウエイトレシオを誇る。さらに海外展開も見越し、最新排ガス規制EURO5+をクリアできるようキャタライザー&O2センサーも装備。日本でも走行が可能な仕様なのだ。
スタイルはさほど奇想天外なものではないが、ダブルクレードルフレームをサブフレームで補強するボディに燃料容量9.5Lを搭載、実用性もアップ。ホイールはフロント21インチ、リア18インチで、これをフルアジャスタブルのYU-ANサスペンションで懸架する。電子制御などの内部的な機構は未発表だが、灯火類はフルLEDを採用。メーターは反転液晶となるようだ。
オフロードファン注目の新モデル・MX450 DUAL SPORTだが、KOVEを取り扱うショップ・バトンバイクスによれば、なんと本機は日本への導入に向けて既に準備中だという。確かに装備や機構の面では、日本で走るにあたってのハードルはない。国内には現状、本機のライバルといえる同ジャンルモデルは非常に少なく、上陸すれば個性的なビッグオフとして存在感を発揮するだろう! 気になる導入時期は2026年上旬が予定されているが、一足早く2026年の大阪・東京・名古屋モーターサイクルショーでその姿は目にできるかもしれない。続報に期待だ。
詳細はこちらのリンクよりご覧ください。
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【新車】120kgで47.5PS!KOVE「MX450 DUAL SPORT」登場! 公道オフ車最強クラスのスペックで来年日本にも上陸だ【画像ギャラリー】
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