ホンダは10月29日(水)から開催される「ジャパンモビリティショー2025」について、詳細な出展概要を公開した。様々なモビリティが包括的に発表される今イベントだが、ホンダはもちろんバイクの展示も充実! EVバイクコンセプトのワールドプレミアが行われるほか、CB1000F / SEが「市販予定車」として登場。市販車を含めて10台ものバイクを目にできるようだ。
もちろんバイクの他にも、四輪のSUV「Honda 0(ゼロ)シリーズ 新型プロトタイプ」や小型EVカーのプロトタイプ、EVアシストマウンテンバイク「e-MTB プロトタイプ」世界初公開となるほか、先日日本で初めて民間実験が成功した「サステナブルロケット」の実物も登場する。乗り物好きは必見の充実展示に期待だ!
市販化決定のEVファンコンセプトに続き、「EVアーバンコンセプト」も登場! 新たなEVモデルも世界初披露
2019年まで開催されていた「東京モーターショー」。その後継として催されているジャパンモビリティーショーは、「乗り物」を包括する最新技術やデザインについての出展が行われる日本最大のモビリティ産業関連展示会だ。従来、2年に1回という開催頻度だったものの、2024年から毎年開催となった。ただし、奇数年は一般ユーザー向けの「ショーイヤー」、偶数年はビジネス向けの「プロセスイヤー」と位置付けられており、昨年は初めての「プロセスイヤー」として業界関係者の注目を集めていた。そして、今年開催される「ジャパンモビリティショー2025」は2023年ぶりの一般ユーザー向けショーイヤーとなることで、乗り物好きなら誰もが訪れることができる一大イベントとなっている!
そんなモビリティーショー2025には、バイクファンにもおなじみホンダが出展を決定済。バイク、四輪車、船外機、航空機など、陸・海・空のすべてをカバーするホンダからは、それぞれのカテゴリーを代表するマシンやコンセプトモデルが展示される予定だ。今回発表された詳細な出展内容では、さらに世界初公開となる意欲的な新型モデルも登場することが明らかになった。
バイクカテゴリーで世界初公開となるのは、ホンダが開発を進めている電動カテゴリーの新型「二輪EVコンセプトモデル」。その詳細は不明だが、「既成概念にとらわれない新しいアプローチによって、驚きや感動、新たな体験を提供する電動二輪のコンセプトモデルを世界初公開します」とのことで、既に販売されているEVスクーターや、欧州で市販化が決定した「EVファンコンセプト」などとは全く異なるものとなるようだ。また、昨年ミラノショーで展示された「EVアーバンコンセプト」も展示予定となる。このほか、バイクは「CUV e:」「レブル1100 Sエディション (DCT)」「レブル250 Sエディション E-Clutch」「CRF 1100L アフリカツイン アドベンチャースポーツ ES (DCT)」「CT125ハンターカブ」「DAX125」「モンキー125カスタム」など、全10車種が展示される。
宇宙への挑戦「サステナブルロケット」も実機が展示! 自動車の新型SUVも
もちろんバイク以外の出展物も見逃せないものばかり。四輪カテゴリーでは、今年はじめにアメリカで発表された新型EVシリーズ「Honda 0」の新型プロトタイプや、ファンモデルと位置付けられた「四輪小型EV」プロトタイプの2種が世界初公開。さらに2026年新型「プレリュード」「N-ONE e:」が目玉となるほか、「Honda 0シリーズ」「Acura RSX Prototype」などこちらも10台が展示予定だ。
また、注目はホンダが日本の民間企業で初めて打ち上げ実験に成功した「サステナブルロケット」。宇宙へ飛び出すホンダの意欲的な実験機だが、なんと実物が展示されるという。さらにEVアシストマウンテンバイク「Honda e-MTB プロトタイプ」、「大型船外機 BF350」「ホンダジェットエリートⅡ 実物大サイズ インテリアモックアップ」など、さまざまなホンダのプロダクトのすべてが一同に会するのだ。
開幕が楽しみとなるジャパンモビリティショー2025、一般公開は10月31日~11月9日の10日間、東京ビッグサイトにて催される。モビリティファン注目の一大イベントとなるだろう!




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