ディオ110ライトは販売予定数の2/3を受注済! 原付一種の需要はまだまだ衰えず
このように独自の価値を発揮できそうな新基準原付「ライトシリーズ」だが、価格面でも原付一種ユーザーが選びやすいものとなっている。ディオ110ライトは23万9800円、スーパーカブ110ライトは34万1000円で、新モデルにも関わらず従来の原付一種クラスと同等レベル。また原付二種モデルからはいずれも1万円以上安くなっており、これまでの手頃で気軽な原付ニーズをそのまま受け入れることができるだろう。
原付一種は生産終了のアナウンスがあってから、駆け込み需要によって売り上げ台数を大きく伸ばしており、2024年には前年比18.1%増となる年間11万台が販売された。ホンダ商品企画部・木村氏によれば、既に原付ユーザーの需要はある程度満たされているとも見られていたという。ところが予想に反して、ディオ110ライトは販売店から既に6000台の注文を受けており、年間販売予定台数の9000台のうち2/3を突破。初動は非常によい状況だ。さらにスーパーカブ110ライトシリーズも6500台のうち1700台の受注があり、こちらも好調となっている。原付一種のニーズはまだまだ高く、新基準原付にも高い注目が寄せられてる証左といえる。
ホンダが掲げた「日本の生活を支える」原付一種クラスの「ライトシリーズ」。そのメリットが受け入れられていけば、EVモデルと住み分けをしつつ、今後の原付ユーザーにとって存在感を増していくのは間違いない。バリエーション展開や他社の動向などにも期待しつつ、今後の展開に注目していきたい。
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ディオ110ライトは既に6000台受注の人気っぷり! ホンダ「新基準原付」発表会を開催【画像ギャラリー】
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