12月10日、一般社団法人「日本二輪車文化協会(AMAC)」が主催する「第8回 日本バイクオブザイヤー」の選考結果が発表された。全クラス中最も評価の高かった「ベストバイクオブザイヤー」に選出されたのは、ヤマハ「XSR125」。ヤマハ車としては初のベストバイク受賞だ。
日本バイクオブザイヤーとは、その年の人気・機能・デザイン等に優れたバイクを、WEBからの一般投票と審査委員による投票の合計ポイントから選出するもの。2025年は国内外の新型モデルとEVを含め、各社から50モデルがエントリーした。
文/Webikeプラス編集部
ネオレトロなミニネイキッドが初受賞!
日本バイクオブザイヤーの選考は排気量・メーカーによって「原付部門」「軽二輪部門」「小型二輪部門」「外国車部門」「電動部門」の5クラスに、それぞれ最優秀金賞が1モデル、金賞が2モデル選出される。さらにこれらの中で、最もWEB投票・審査委員選考でポイントを獲得できたモデルが「日本バイクオブザイヤー大賞」として表彰されている。2018年に第1回が開催されて以来毎年行われており、2025年は第8回目だ。
今年の大賞に輝いたのはヤマハの原付二種クラス「XSR125」。エントリー層にも触れやすい排気量帯と、MT-125やYZF-R125と共通するスポーティーな運動性能、そしてオーセンティックなネオレトロスタイルを持つ、同クラス帯では独特の個性を放つモデルだ。近年の受賞歴では、2024年、2023年の大賞はカワサキ「ZX-25R SE」が連続受賞、2022年はホンダ「ダックス125」が受賞しているが、過去ヤマハ車の大賞受賞はなく、今回が初めての快挙となる。
さらに部門別の「最優秀金賞」では、原付部門が大賞と同じ「XSR125」、250cc以下の軽二輪部門ではカワサキ「W230/MEGURO S1」、小型二輪部門では「XSR900」、EV部門では「E-Vino」がそれぞれ受賞。ヤマハが3クラスを抑えた。また外国車部門は初受賞となるQJMOTOR「SRV250」で、新メーカーの参入にも注目された結果となった。
原付部門
軽二輪部門
小型二輪部門
外国車部門
電動部門
第9回 日本バイクオブ ザイヤー2026概要
今アワードは2026年の開催も既に決定しており、選考スケジュールは2026年5月から8月までの3か月間。結果の表彰は12月14日が予定されている。エントリーモデルなどの詳報については、発表され次第日本二輪車文化強化(AMAC)公式WEBサイトで確認できる。
対象車両:2026年モデルのオートバイ車両※国内外カテゴリー問わず
選考基準:その年の人気・機能・デザイン等に優れたオートバイをWEBによる皆様からの投票(一般投票)と、審査委員による投票の合計ポイントが一番高かった車両をその年のバイクオブザイヤーとする。
選考スケジュール:
【WEBによる一般投票】5月1日~8月31日
【審査委員投票・選考期間】9月1日~10月31日
結果発表・授賞式:2026年12月14日(月)
主催:一般社団法人 日本二輪車文化協会(AMAC) 文化推進委員会 表彰選考部会
後援:経済産業省、株式会社ビーディーエス
協力:全国オートバイ共同組合連合会、一般社団法人JIMA
一般社団法人 日本二輪車文化協会(AMAC):https://amac.or.jp/
詳細はこちらのリンクよりご覧ください。
https://news.webike.net/bikenews/505707/
日本バイクオブザイヤー2025で「XSR125」大賞に輝く! ヤマハ車初の快挙に【画像ギャラリー】
https://news.webike.net/gallery3/505707/505790/
















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