今月ラスト! スズキ栄光のGSX-R1000R終売・GSX-RRレース撤退へ… 去りゆく4気筒に最敬礼!!!!

■スズキ栄光の「ナナハン」もラスト!

「ナナハン」と言えば、昭和オヤジ世代憧れの排気量だったが、数を減らし、現行のナナハン直4はスズキGSX-S750のみ。

 世界初の油冷直4を搭載したGSX-R750を筆頭に、スズキはナナハンへの思い入れが強い。各社が1990年代末期に750クラスの生産を終了するなか、2018年までGSX-R750を改良しながら継続。

 同系のエンジンを積むGSX-S750も残念ながら排ガス規制に対応せず、今年10月末でのディスコンが決定した……。

SUZUKI GSX-R750R(1986)
SUZUKI GSX-R750R(1986)
SUZUKI GSX-S750(価格:98万7800円)…スズキ最後のナナハンでトータルバランスが魅力。大型ながら価格もお手頃だ
SUZUKI GSX-S750(価格:98万7800円)…スズキ最後のナナハンでトータルバランスが魅力。大型ながら価格もお手頃だ

【番外コラム】ホンダ栄光のV4もラスト!

 V型4気筒はホンダの象徴の一つ。

 世界GPでは2ストV4のNSR500、4ストV4のRC213Vで勝利を重ね、世界耐久ではRVF750、VFR750R(RC30)、RVF/RC45で快進撃を続けた。その末裔が現行のVFR800FとVFR800Xだ。

HONDA VFR750R(1987)
HONDA VFR750R(1987)
HONDA RVF(1985)
HONDA RVF(1985)
HONDA VFR800F(価格:145万5400円)…1986年の初代VFR750Fから36年目、800時代から24年目でラスト
HONDA VFR800F(価格:145万5400円)…1986年の初代VFR750Fから36年目、800時代から24年目でラスト

 前者はスポーツツアラーとして欧州でセールス好調だったが、近年は需要がダウン。アドベンチャーのXも不振だった。加えてV4は排ガス対策が困難なこともあり、2022年型での生産終了が告知された。

【画像ギャラリー】スズキの最高峰スポーツ GSX-R1000R・GSX-RRと栄光の記録をギャラリーで見る(5枚)画像ギャラリー

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