■スズキ栄光の「ナナハン」もラスト!
「ナナハン」と言えば、昭和オヤジ世代憧れの排気量だったが、数を減らし、現行のナナハン直4はスズキGSX-S750のみ。
世界初の油冷直4を搭載したGSX-R750を筆頭に、スズキはナナハンへの思い入れが強い。各社が1990年代末期に750クラスの生産を終了するなか、2018年までGSX-R750を改良しながら継続。
同系のエンジンを積むGSX-S750も残念ながら排ガス規制に対応せず、今年10月末でのディスコンが決定した……。
【番外コラム】ホンダ栄光のV4もラスト!
V型4気筒はホンダの象徴の一つ。
世界GPでは2ストV4のNSR500、4ストV4のRC213Vで勝利を重ね、世界耐久ではRVF750、VFR750R(RC30)、RVF/RC45で快進撃を続けた。その末裔が現行のVFR800FとVFR800Xだ。
前者はスポーツツアラーとして欧州でセールス好調だったが、近年は需要がダウン。アドベンチャーのXも不振だった。加えてV4は排ガス対策が困難なこともあり、2022年型での生産終了が告知された。
【画像ギャラリー】スズキの最高峰スポーツ GSX-R1000R・GSX-RRと栄光の記録をギャラリーで見る(5枚)画像ギャラリー
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