カワサキ 直列4気筒の新作「ニンジャ ZX-4R」の投入。「10月1日登場」の観測も広がっていたが、インドネシアではZX-25R/RRの発表にとどまった。昨日(10月5日)には北米の2023年モデルが発表されたが、そこにも「ZX-4R」の名前はなし。登場が確実視されているなか、なんというか、焦らしがうまい(?)。
直列4気筒の灯火が消え入りそうなところにヨンフォア次期型、ZX-4Rと相次いで新型情報が入ってくるのは、筋金入りのファンならずとも何とも嬉しいもの。今回ここでは、ベストカー9月10日号(2022年8月10日発売)にて掲載された「ZX-4R」の情報をご紹介したい。
※本稿は2022年8月のものです
文:ベストカー編集部、写真/HONDA、KAWASAKI、YAMAHA、SUZUKI、予想CG/ベストカー編集部、SRD
初出:『ベストカー』2022年9月10日号
■「ニーゴー」の軽い車体で驚異の60ps超をマーク?
先週ご紹介したホンダの次期CB(関連記事参照)より先に、「ミドル直4」の灯はひとまずカワサキが引き継ぐことになりそうだ。
カワサキは現在400ccクラスに2気筒の「ニンジャ400」を展開中。
250譲りのシャシーを流用することで軽量ハイパワーを実現し、クラスに新風を吹き込んだ。
しかし登場から4年目を迎え、そろそろ新展開が欲しいところ。
そんななか、カワサキが4気筒の新作「ニンジャ ZX-4R」を投入するとの情報をつかんだ。
現行唯一の250cc直4であるZX-25Rの兄貴分にあたり、鋼管フレームや倒立フォークなどの車体を踏襲。
これに400cc直4を搭載するというニンジャ250/400と同様の手法で、軽量コンパクトさを実現するようだ。
エンジンはZX-25Rの直4をスープアップ(編集部註:改良によって性能向上や出力増大を図ること)するのか、完全新設計となるかは不明。
ただし最高出力は60psの大台を超える見込み。CB400SFの56psを上回り、クラス最強のパワーを誇るだろう。
外観は弟分のZX-25Rとほぼ同じのようだが、フロントブレーキがWディスクに。
リアタイヤはパワー増強に合わせてワイド化される模様。「400ccスーパースポーツ」の名にふさわしい出来になりそうだ。
予想登場時期は今秋。
2022年10月で生産終了のCB400SFとちょうど入れ替わるように、カワサキが「クラス唯一の直4」を投入する格好になりそう。
勢いに乗りまくるカワサキらしい一手だ!
コメント
コメントの使い方そもそも400なんてドメスティック規格、免許もバイクもやめたら?