中国のCFMOTOが2024年にリリースした250CL-Cは、中国ではCM300として発売されるホンダ「レブル250(REBEL 250)」を意識したニューモデル。日本上陸に際して概要を紹介したい。
レブル250と同じシート高690mmで足つき性も優れる
250CL-Cは、ネイキッドスポーツの250CL-Xをベースにクルーザーに仕上げられたモデル。エンジンは水冷単気筒ながら25PSを発揮する。一方、前後16インチの極太タイヤでボバースタイルを実現しており、タイヤサイズはレブル250と同一だ。
また、低シート高で人気のレブル250と同じ690mmのシート高を設定しており、ホンダを徹底して研究したコンセプトとしているのが分かる。車体は165kgでレブル250より6kg軽量、ラジアルマウント4ポットキャリパーやトラクションコントロールなど装備は上回っている。
スタイルはトライアンフのボンネビルボバー風のタンクやヘッドライトが特徴。ちなみに上位機種には450CL-C BOBBERがあり、こちらはシングルシートやリアフェンダーまで模している。日本へは250CL-Cを千葉のクロニクルが輸入するとの情報なので続報に注目して欲しい。

250CL-C [CFMOTO] ボバースタイルに水冷単気筒エンジンを搭載したニューモデル。690mmの低シート高に至るまでレブル250に近い存在だ。カラーはティールグリーン。

REBEL 250 [HONDA] 2017年に発売されて以来、国内でベストセラーに君臨し続けている大ヒットモデル。中国ではCM300として2万6990元(約53万7000円)で発売されている。

カラーバリエーションは3色ありこちらはネビュラブラック。

こちらはボルドーレッド。駆動系はベルトドライブだ。

デジタルのレブル250とは異なりアナログメーターを採用。液晶窓に様々な情報を表示する。

燃料タンクは13.5Lでレブル250の11Lを上回っている。

450CL-C BOBBER [CFMOTO] 本格的なカスタムスタイルを実現したボバー。450CL-Cは250CL-Cと異なりリアがモノサスなのでリジッドフレーム風に見せることができている。
250CL-C中国仕様主要諸元
・全長×全幅×全高:2210×805×1075mm
・ホイールベース:1470mm
・シート高:690mm
・車重:165kg
・エンジン:水冷4ストローク単気筒 249cc
・最高出力:25.16PS/9800rpm
・最大トルク:2.09kg-m/7000rpm
・燃料タンク容量:13.5L
・変速機:
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=130/90-16、R=150/80-16
・価格:14980元(約29万8000円)
詳細はこちらのリンクよりご覧ください。
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