■赤羽橋からの東京タワーは外国人に人気?
筆者は南へ歩いて赤羽橋まで移動した。この場所も東京タワーと空が広く見渡せる、特に外国人に人気の撮影スポットである。人も車もとても多い交差点で、のんびりした田舎からやってきた筆者にはまさしく都会を目の当たりにした感じだ。ここを走っているのが「ちぃばす」の麻布東ルートである。港区中部を東西に結ぶルートで、港区役所から神谷町駅、赤羽橋を通って麻布十番、そして六本木ヒルズのある六本木けやき坂を結んでいる。
しばらく待っていると交差点を右折してバスがやってきた。今度は小型のポンチョで、着席するとバスは動き出した。車内は数人という感じだっただろうか。経路上のこともあると思うが、これくらいの利用者であれば小型でも十分のように思えた。
平坦な道を走っているように見えたのだが実はアップダウンの多い場所で、ここを歩いて移動というのならバスがあるのはありがたい。中でも六本木けやき坂に向かう便であれば「東洋英和女学院前」バス停から「鳥居坂下」バス停にかかるルートにある「鳥居坂」はかなりの急坂で前面の風景はまるでジェットコースターのような下り坂だ。運転にも非常に気を遣うところだろう。
■六本木は乗り継ぎにも便利!
「赤羽橋」バス停から乗車して約20分で「六本木けやき坂」に到着した。周辺には六本木ヒルズや森美術館、展望台の東京シティビュー、映画館やホテルなどが入った複合施設である森タワー、テレビ朝日などがあるエリアで六本木の中心ともいえる場所だ。時間はそろそろ夕方という頃であったが、多くの人が買い物を楽しんだり観光に訪れているようであった。
バス停では次の便を待つ人が長い列を作っていた。ここはちぃばすの青山・赤坂・麻布西と東の4ルートが乗り入れているほか、渋谷駅前行き都営バスも停車するので乗継や乗り換えに便利なバス停のようだ。
筆者は撮影のために、けやき坂の道路をまたぐデッキに上がってみた。ここからは道路の向こうに東京タワーを見ることができ、冬のイルミネーションの季節になると夜景を撮影するため非常に混雑するという。今はイルミネーションはないので両側の木々に明るさがないのと、道路自体もあまりよく見えないので景色としては思ったほどいい構図ではなかった。
■意外にも観光地を巡ることが可能な路線は多い
今回は東京都港区を走行するコミュニティバス「ちぃばす」についてお届けした。港区という商業施設や観光スポットを多くもつので、どう移動するかというのはとても重要である。今回は東京タワーを望むスポットを中心に、いくつかのルートを乗り継ぎながらお届けしたが、ちぃばすは全8ルートもあるので路線図を見ながら様々な方向からの東京タワーの姿を見てみるのも楽しそうだ。
その際に使いたいのが1日乗車券などのフリー乗車券だ。「ちぃばす」については2種類が用意されており、いずれもアプリ「RYDE PASS」で購入する電子チケットとなっている。まずはいつでも利用できるちぃばす単独1日乗車券が300円、土日祝日とお盆・年末年始に利用可能なちぃばす・お台場レインボーバス共通1日乗車券が500円となっている。電子チケットなので事前に購入可能なところもありがたい。
東京という大きな街になると1日で全てを楽しむのはなかなか難しい。電車でまわるには時間も手間もかかる場所が多い。電車や路線バスのような交通機関を補完するコミュニティバスをうまく使いスムーズで手軽に楽しめる観光を体験してもらいたい。ちぃばすの他のルートについては興味深い場所があるので稿を改めてお届けしたい。
【画像ギャラリー】電車や地下鉄ではわからない撮影スポットを探せ!便数が多い都市部のコミュニティバスは観光にも使える?(22枚)画像ギャラリー






























