■南に向かい東大島駅へ
平井駅ロータリーを出て、蔵前橋通りを左に曲がる。途中に自動車教習所があるが、ちょうど目の前に停留所がある。平井五丁目停留所だ。次の信号、江東新橋東詰を左に曲がり、一方通行を走る。
総武線のガードをくぐり、程なくすると都営アパートが見えてくる。ここに、平井都営アパート前停留所がある。両脇にあり築年数の経過したアパート群が広がる。
この道路は昔ながらの道なのか、左に右にとくねくねしている。途中に平井二丁目停留所があり、また京葉道路へ戻る。京葉道路交差点の手前に、中川新橋停留所がある。小松川三丁目、中川新橋ともに京葉道路を走る他の系統との乗り換えは可能だ。
京葉道路を直進して、さくらホールに突き当たる手前に小松川三丁目アパート前停留所がある。この辺りは、マンションに囲まれているが、小松川テクノタウンと呼ばれる町工場もある。
さくらホールを突き当たると右に曲がり、健康サポートセンターの前に出て目の前に停留所がある。再び首都高高架下に出て左に曲がる。そして先に通過したさくらホール前停留所に止まる。ここからの区間がAL01系統と統合した所にあたるため、東大島駅方向からは止まらないということになる。
以前は高架下をまっすぐ進み東大島駅へ向かっていた。ここからはAL01系統と同じ区間をたどり、東大島駅へ向かう。
■循環ならではの行先表示の違い
このバスは循環系統なので、需要はともかく東大島駅前から東大島駅前まで乗り通すことは可能だ。東大島駅出発時の行先表示は平井駅の表示になっているが、平井駅を過ぎると東大島駅の表示になる。
このような表示の仕方は池86系統などごく限られた路線以外の他の都営バスの路線ではあまり見られない。興味のある方は実際に乗車してみてはいかがだろうか。
今回乗車してみて、駅から駅を結ぶ住民特化の路線であったが、双方の駅までそれなりの距離があるので、区間利用も多かった。東大島からと平井からで乗車するのも、ルートが異なり双方の違う車窓を眺めることができ、乗りバス好きな方にはお勧めする。特に春の桜のシーズンは路線のかなりの部分を桜が占めるのでおススメだ。
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