公共交通機関の乗り物だってちゃんと洗っている!! でもその方法が強烈すぎた!!

公共交通機関の乗り物だってちゃんと洗っている!! でもその方法が強烈すぎた!!

 どんな乗り物も使えば汚れていく。乗用車の洗車だって、洗車機をつかわなければ結構重労働だ。ましてやお送り人を乗せて運ぶ巨大な公共交通機関の乗り物の場合は、一体どういった方法で洗っているのだろうか?

文・写真:中山修一
(洗車中の写真付き記事はバスマガジンWEBまたはベストカーWEBをご覧ください)

■交通機関1:タクシーの洗い方

公共交通機関の気になる洗車方法って?
公共交通機関の気になる洗車方法って?

 ここでは代表的な各種公共交通機関をピックアップして、乗り物のサイズが小さい順にザックリ見ていくことにしよう。

 まずは比較的小柄なタクシーだ。タクシーは見た目からして、洗車も普通乗用車と同じ要領で行ってOKなハズだ。

 その洗車方法で最も主流なのは、どうやら手洗いのようだ。タクシー会社の車庫内で、その車両を受け持つ乗務員が、ブラシやモップ、高圧洗浄機などを使って自分でクリーニングする。

 タクシー会社によっては、もう少し大掛かりな洗車機を導入しているところもある。ゲート型の筐体に回転式のブラシを取り付け、地面に敷かれたレールに沿って洗車機本体が前後にスライドする、普通乗用車向けでもおなじみのタイプが一般的だ。

 また、コイン洗車を利用したり、タクシー専用の洗車場に赴いてキレイにしたり、あるいは洗車専門業者に委託するなど、洗い方のオプションは色々選べるようだ。

■交通機関2:バスの洗い方

 タクシーよりも車体の大きい、路線バスや高速バス・観光バスなども、使った車両はもちろん定期的に洗っている。

 バスの場合も事業者ごとに方法が異なるが、基本となるのはこちらでも手洗いだ。車両の背が高いため、柄の部分がちょっと長い(伸縮式の)モップやブラシが重宝される。

 タクシー会社と同様、洗車機が置かれているバス営業所もある。普通乗用車向けと方式はほぼ同じであるが、やはり大型車用のため、普通乗用車用に比べて筐体が一回り大きい。

洗車機を使用して洗浄中の大型路線車
洗車機を使用して洗浄中の大型路線車

 普通乗用車向けが大体幅4m・奥行8mのスペースがあれば、レールと洗車機本体が収まるのに対して、バス用は幅およそ6.8m・奥行で18m程度が必要。アプローチ部分を含めると奥行(長さ)40m近くに及ぶ、なかなか大掛かりな設備だ。

 洗車機のある営業所でも、ただ機械にかけて洗車終了というわけでもなく、洗車機のブラシや水噴射が届かない箇所は手洗いで対応する、ハイブリッドな洗車方法もよく取られるようだ。

■交通機関3:電車の洗い方

 ものすごいローカル線には例外あれど、営業運転している電車の車体はいつも大抵キレイだ。どこで洗っているのかと言えば、主に車両基地(車庫)だ。

 多くの車両基地には洗車機が設置されている。電車の洗車機は自動車用と異なり、洗車機本体は固定されていて、電車のほうをゆっくり通過させながらブラッシングしていくスタイルだ。

洗車機を通過中の新幹線電車
洗車機を通過中の新幹線電車

 電車もまた、前面など洗車機の能力が及ばない箇所もあり、そういった所はやはり手洗いで補うのが定番となっている。

 ちなみに屋根に関しては、架線が通っているため通常は洗浄しない(できない)。電車の屋根がピカピカになっているのは、製造したての新車か、全検(車検みたいなもの)を通した直後くらいだ。

■交通機関4:飛行機の洗い方

 長さも幅も極めてボリューミーな大型ジェット旅客機はどうなっているだろう。飛行機では「洗機」になるだろうか。

飛行機も定期的に機体を洗う必要がある
飛行機も定期的に機体を洗う必要がある

 その昔、ボーイング747専用に作られた、洗車機の枠に収まらないほど巨大な洗浄設備が成田空港にあったが、日本の航空会社からボーイング747が引退した後に撤去されている。

 現在のところ、タクシー等と同様に飛行機も手洗いで洗浄が行われている。柄が4mもある槍よりも長いブラシやモップを使い、人力でゴシゴシやるという、ハイテクの塊に対してクリーニングのやり方は至極アナログで驚く。

 また、機体上部などはそのままでは届かないため、高所作業車や水噴射装置の付いたクレーンなどを併用して洗浄することもある。

 旅客機の洗浄は主に夜間に行われる。洗う場所は駐機場だったり格納庫内だったりと、まちまちだ。

次ページは : ■交通機関5:カーフェリーの洗い方

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