4列シートの中距離便と侮るな!! 「新宿・豊橋エクスプレスほの国号」こそThe高速バスの貫禄だ!!


 今回の乗りバスレポートは中距離の夜行バスだ。東京のバスタ新宿と豊橋を結ぶ「新宿・豊橋エクスプレスほの国号」である。500km未満の中距離での夜行便はどのように運行されるのか。乗車の際の参考にしていただきたい。

 画像ギャラリーには車内の様子、バスタやSAで撮影した多くの高速バスを掲載しているので合わせてご覧いただきたい。

文/写真:東出真
編集:古川智規(バスマガジン編集部)

【画像ギャラリー】「新宿・豊橋エクスプレスほの国号」に乗りバス!(32枚)画像ギャラリー

始発は練馬なのでバスタが始発地ではない

  先日東京からの帰りに豊橋で立ち寄りたい用事があったため交通手段を選んでいたところ、早朝豊橋に着く夜行バスの存在を知ったので予約した。 乗車したのは新宿駅南口向かいにあるバスタ新宿から。週末ということもあり、多くの乗客で待合室は混雑気味だ。

バスタ新宿

 バスタ新宿は1日約1600便ものバスが発着する高速バスターミナルですが、館内の案内や乗り場への行き方も大型の表示がなされているため、比較的迷わずに乗り場まで辿り着ける。今回乗車するバスは4階のC7乗り場から。 待っている間にもひっきりなしにどんどんとバスがやってきては、乗客を乗せて各方面へと発車する。

 いよいよ目的のバスが到着。今回乗車する「新宿・豊橋エクスプレスほの国号」だ。乗車当日の豊橋行きは関東バスが担当するとのこと。ここまで練馬駅から中野駅を経由して新宿まで来たものだ。 バスタ新宿からの乗客はかなりいたようで、車内はほぼ満席となった。

関東バスのエアロバスが到着

 ちなみにこのバス前方の7列目までは通常の座席で、それより後方は女性専用席だ。 定刻にバスタ新宿を出発。今回は窓側の座席が取れなかったので通路側だったが、前方はまだカーテンが閉じられてなかったので、しばらくは前面の風景を見ることができた。

バスタ新宿をほぼ満席で出発

 バスタ新宿を出発したバスは甲州街道を西へ。その後は山手通りに入り首都高速道路の渋谷線へ。高速に上がったところで消灯するとのアナウンスがあったため次の休憩場所まで睡眠を取ることに。

 車内は4列シートでありながら隣とはプライバシーカーテンで仕切りすることができるので、気にすることなく寝ることができた。またシートピッチはそれほど広くはないものの、足元はまあまあ空間があり足は伸ばせるのとブランケットも各座席にあるので気軽に利用することができた。

4列シートだが仕切りカーテン付き

 またコンセントも各座席の下部に設置されている。後で設置されたものと思われる白いタップだが、意外にも暗い車内では見つけやすいし差込口がよく分かるので利用しやすいものだった。

1回目の降車休憩は足柄SA

 東名高速に入り、約1時間半ほど走行。最初の休憩所である足柄SAに到着し、約30分ほど停車となった。降車時には首からかけるタイプのストラップが付いたパスカードを受け取る。バスの写真とナンバー、会社名が書かれており、戻ってくるときに自分の乗ってきたバスを探すときなどに便利だ。

降車休憩時の誤乗車防止用のカードは親切

 また会社としても、乗り遅れ防止や人数の把握に利用しているとも考えられる。豊鉄バスもこれを行っているかは定かではないが、関東バスは全員の乗車を確認して出発。しばらく睡眠を取っているとバスが止まり、時刻は4時30分。もう空も明るくなってきていた。

2回目の降車休憩は豊橋PA

 次に休憩したのは東名高速の豊橋PA。ここは2019年に開設された新しいパーキングエリアで、以前はここに豊橋本線料金所があった。検札所があり、通行券を見せていたが現在はETCの普及もあり廃止されています。その跡地に下り線だけ、パーキングエリアが設置されている。

夜明けとともに豊橋PAに到着

 ここではトイレ休憩で10分ほど停車。ここを出るとすぐの豊川インターで高速を降り一般道へ。豊川市内から豊橋市へ走行し、豊橋駅へは定刻より20分ほど早い到着となった。

 ほとんどの乗客はここで下車したが、私はこの先の藤沢町まで乗車。5時30分過ぎに無事到着しました。バスはこの先、渥美半島を走行し、田原駅前(豊橋鉄道)まで向かう。

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