自動車ディーラーだからできる対応でクルマ好きが増えていく
ここには、自動車ディーラーのスタッフが作り上げるイベントだからこその、心温まる対応も多い。
筆者がランクルでモーグルキットを走破する同乗体験ブースへ行った時のことだった。試乗コンテンツでは、4歳以上で身長100cm以上といった、同乗者の制限があり、乳幼児は一緒に乗ることができない。妻にコンテンツを楽しんでもらうべく、筆者はベビーカーの息子と一緒に見学の予定だったのだが、受付で思いがけない一言が。
「お子さん(僕らが)見てますんで、お二人でどうぞ」
明らかに1歳に満たない我が子を、スタッフがあやしてくれるから、夫婦二人で乗って来てくれというのだ。促されるままランクル250へ乗り込み、非日常の階段上りやコブ越えを楽しむことになった。
置いてきた息子の様子が気になったが、そんな思いも杞憂に。体験から戻ってくると、息子は満面の笑みで受付してくれたスタッフと遊んでいた。自動車ディーラーならではの、慣れた対応にただただ感服するばかりである。他のイベントでは、こうはいかない。
毎年参加することで、子供ができることも増え、成長を改めて感じる場にもなるだろう。生のサーキットだからこそできる体験が、子供目線で作り込まれていることに凄さを感じる。
宮城トヨタグループが行う未来への投資は、約20年後に実を結ぶ。子供がクルマを好きになるきっかけは、こういうところから生まれるのだ。若者のクルマ離れ問題は、宮城県を中心にして、解決へと向かうだろう。
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