軽SUV風モデルは見た目の楽しさが魅力だが、いざ買うとなると価格も気になる。ダイハツ タフトはハスラーやデリカミニと比べて本当に安いのか? 価格とキャラクターの違いから考えてみた!
文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部、ダイハツ、スズキ、三菱
【画像ギャラリー】タフト ラギットスタイルのホイールかっこ良! 特別仕様車「ダーククロムベンチャー」「クロムベンチャー」もイイぞ!(12枚)画像ギャラリータフトは“遊べる軽”なのに価格が現実的!
ダイハツ タフトの魅力は、四角いボディとスカイフィールトップが生むワクワク感だ。いかにも軽SUVらしい道具感があり、街乗りでもちょっとアウトドア気分。なのに価格を見ると、かなり現実的なのがいい。
タフトの価格はXの2WDが141万9000円、Gが160万6000円、Gターボが168万8500円。タフトらしさをきっちり味わうならG以上を選びたいが、それでも160万円台前半から狙える。しかもGにはスカイフィールトップ、15インチアルミホイール、ルーフレール、LEDフォグランプなど、見た目と気分に効く装備がしっかり入る。
ライバル筆頭のスズキ ハスラーは、2026年5月27日の一部仕様変更で安全装備を強化。デュアルセンサーブレーキサポートIIや電動パーキングブレーキ、ブラインドスポットモニター、リヤクロストラフィックアラートを全車標準装備とした。価格はHYBRID Gが159万9400円、HYBRID Xが175万8900円、HYBRID Xターボが183万7000円だ。
価格だけ見れば、タフトGとハスラーHYBRID Gはかなり近い。しかもハスラーはマイルドハイブリッドで、NA系2WDのWLTCモード燃費は24.3km/L。タフトGの21.4km/Lを上回る。燃費と最新安全装備重視なら、ハスラーの魅力は強い。
それでもタフトには、全車にガラスルーフ感覚のスカイフィールトップを備えるという強烈な個性がある。燃費ではハスラーに譲るが、乗った時の開放感や前席中心の楽しさではタフトが光る。単に安いだけではなく、「この価格でこの特別感がある」ところがポイントだ。
デリカミニより大幅に安い!! 用途が合えばタフトはかなり買い得
価格差がよりはっきり見えるのが、三菱 デリカミニとの比較だ。デリカミニはGが196万4600円、Tが204万2700円から。タフトGの160万6000円と比べると、G同士で35万8600円の差がある。タフトGターボとデリカミニTを比べても、差は35万4200円だ。
もちろん、デリカミニはタフトとはキャラクターが違う。後席両側スライドドアを持つ軽スーパーハイトワゴンで、室内は広く、家族で使いやすい。アウトドア風のデザインに加え、5つのドライブモードなど装備も濃い。価格が高いのにはちゃんと理由がある。
ただ、1人や夫婦2人で使う、後席より荷室や趣味性を重視する、スライドドアまでは必要ない。そんな人にとっては、デリカミニの広さや豪華装備は少し過剰かもしれない。その点、タフトは前席を楽しむクルースペース、後席まわりを荷物や遊びに使うフレキシブルスペースと割り切った設計がいい。使い方が合えば、価格の安さがそのまま魅力になる。
結論として、燃費と先進安全装備なら一部改良後のハスラー、広さと家族性能ならデリカミニ。しかし、軽SUVらしい見た目、ガラスルーフの開放感、そして買いやすい価格を重視するならタフトはかなり強い。軽SUVなのに安い、というより「楽しいのに高すぎない」。ここがタフト最大の価格的魅力だ。
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