■ボディカラーは人気色を選ぶのが得策
続いては、ボディカラー。
現在、アルファードではボディカラーは7色設定されていて、標準系が5色、エアロ系が6色から選ぶことが可能だ。
設定されているボディカラーは
・ホワイトパールクリスタルシャイン
・ラグジュアリーホワイトパールクリスタルシャインガラスフレーク
・ブラック
・スパークリングブラックパールクリスタルシャイン
・ダークレッドマイカメタリック
・スティールブロンドメタリック
・グラファイトメタリック
となっている。
このうち、3万3000円の追加費用が必要なのが「ホワイトパールクリスタルシャイン」、「ラグジュアリーホワイトパールクリスタルシャインガラスフレーク」、「スパークリングブラックパールクリスタルシャイン」の3色となっている。
この7色のボディカラーの中で最も人気が高いのは有償色のホワイトパールクリスタルシャインだ。そして、最も人気がないのはスティールブロンドメタリックで、人気のホワイトパールクリスタルシャインと比べると、査定時に20万~30万円も変わってしまう。
新車の購入時には3万3000円高だが、手放す時には約10倍も得するというのであれば、やはり人気色を選んだほうが得策といえる。
アルファードに限らず、日本国内においては白(パール)、ブラックの人気が高く、この2色に続くのがシルバー。赤や黄色といった有彩色は一部のスポーツカーなどの車種を除いて人気薄となっているは覚えておきたい。
■価格差が生じやすい装備とは..?
そして、グレードも査定価格に影響を及ぼすのだ。
アルファードにおいて一番人気のグレードは、新車価格466万4000円の2.5S“Cパッケージ”。二番目に人気があるのはエアロ系と思われがちだが、実は新車価格352万円のエントリーグレード2.5Xとなっている。
同じエアロ系で一番人気のS“Cパッケージ”と最も価格が近いのは390万8000円の2.5S。
新車時価格で約75万6000円の差があるが、査定時にはこの約76万+αの差が付いてしまうという。
これは2.5S“Cパッケージ”と2.5Sの人気差から生じるものなのだ。また、この2グレードの装備を比較してみると、Cパッケージには運転席8ウェイパワーシートをはじめ、2列目には7人乗り専用エグゼクティブシート。そしてウェルカムパワースライドドア&予約ロック機能などが装着されている。
やはり後付けできないメーカーオプションが装着されているとダイレクトに価格に反映されるのだ。
この流れで、価格差が生じやすい装備について紹介する。
アルファードで人気の装備は、12万1000円のツインムーンルーフをはじめ、11万円のデジタルインナーミラー、1万7600円のアクセサリーコンセント、そして1万1000円のスペアタイヤだ(S“Cパッケージ”装着時)。
なかでもスペアタイヤは日本だけでなく、アジア圏で人気の高いアルファードらしい人気装備といえる。こういった装備も装着時の価格以上に高く査定されるアイテムだ。
これに加えて72万1600円のTコネクト SDナビゲーションシステム、2万7500円のITSコネクトが装着されていれば、自分の想像をはるかに超える査定価格が提示される可能性は高くなる。
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