コロナ禍で変わる速度取り締まり 移動式オービスついに全県導入など新手法を全紹介

 最新の速度取締りについて前出の大須賀氏に話を聞いてみた。

 「最近は効率のよい取締り方法をツイートや当方(オービスガイド)への投稿で目にします。上下線に2台の移動式オービスを設置して警察官が1〜2名で監視したりしています。

コロナ禍で変わる速度取り締まり 移動式オービスついに全県導入など新手法を全紹介
首都高光電管による取り締まり

 また、上り線に移動オービス、下り線に光電管によるネズミ捕りなども増えてきましたね。上下線同じ場所で取締りをすることで警察官も少なくてすみます。どのみち移動式オービスは一度セットすれば、あとはイタズラされないように見張るくらいでしょうから。

 6月最終の週末には埼玉県鴻巣市内で光電管と移動式オービス(LSM-310)による2段構えの取締りが行われました。光電管を抜けて油断して加速するとその先に移動オービスでやられます…。

 固定式オービスの撤去も全国的に進んでいます。特に北海道では5箇所の固定式オービスが一気に撤去されました。移動式オービスの目撃情報は逆に日々増えています。」

 筆者も6月最後の土曜日にレインボーブリッジ手前(制限速度80キロの湾岸線から同60キロの11号台場線に入ったあたり。)で光電管による取り締まりに遭遇した。レインボーブリッジ2車線を1車線封鎖して、違反車両は芝浦PA(通常の週末夜間閉鎖中)に引き込まれていた。

コロナ禍で変わる速度取り締まり 移動式オービスついに全県導入など新手法を全紹介
光電管による取り締まりに遭遇

 都市高速も一般道も、走る際にはその場所の制限速度(規制速度)をよく確認して、安全な速度で走行していれば何の問題もない。都市高速では路線や区間によって制限速度が目まぐるしく変わる場所もある。

 阪神高速では昼間60km/h、夜間50km/hなど時間帯によって最高速度が変わる区間もある。初めて走る場合は特に慎重に規制速度を確認しながら安全運転を心がけるべし!

 なお、都市高速には一般高速道のような追越車線は設定されていない(キープレフトが大原則ではあるが)。後ろから爆速で近づいてくるクルマが見えたら、ヘタに進路を譲ろうとせず、先に行かせるのが自分の身を護るうえで賢明な判断だ。

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