安くても楽しい輸入中古車No.1!! ガチで50万円の中古MINIを買う


■そしてついに契約! 

 中古車購入の王道パターンは購入前に実車チェックすべきだが、販売店が大阪ということもあり、掲載されている27枚の写真を頼りに購入した。

 購入&引取の日はあいにくの雨だったが、実車を初めて目の前にして思った感想は「こんなにキレイなのに50万円なの?」だった。

 大きなキズは左側のドアミラーカバーの剥がれぐらいで、ボディやバンパーに目立つ傷はない。エンジンルームは10万kmという走行距離に相応しいくらいの汚れ方だった。

左ドアミラーカバーの剥がれはあるが、ほかに目立つ傷もなく、「こんなにキレイなのに50万円?」という感じだった

 アルミホイールは本来16インチで、タイヤは195/55R16が標準サイズだが、オプションの17インチアルミホイールが装着され、タイヤも205/45R17となっている。

 注目の装着されているタイヤの銘柄はグッドイヤーイーグルLS EXEという実売1万円のタイヤが装着されていた。

 残り溝は少なめだが、前オーナーはそれなりにこだわりをもった人だと想像できる。

 ただ定期点検記録簿は存在しているものの、新車からの整備記録は真っ白。これまでオーナーは2人確認できたが、2人ともまったくディーラーでメンテナンスを受けていないようだ。ちょっとこの点は気になったが、無事に契約。

 そして大阪から東京まで約500kmのコンディションチェックを兼ねたファーストインプレッションを行った。燃費テストも兼ねて、高速道路と一般道をほぼ50%ずつというルート設定とした。

■今後の50万円ミニのアップデートに期待

 大阪府高槻にある販売店を出発して、新名神・高槻ICから名神・竜王ICまで約70kmの高速走行を行った。

 その後は滋賀県近江八幡から国道421号線を走行し、新名神・菰野ICから東名・音羽蒲郡ICまでの約100kmは高速を利用。その後は国道1号線バイパスで静岡県を横断し、国道246号線を経由して大井松田ICまでの約200kmは一般道を利用。

 そして大井松田ICから東京ICまで高速道路を利用した。

 旧型のMINIクーパーSは全長3715mm×全幅1685mm×全高1430mmというコンパクトなボディに最高出力175psを発生する1.6L直列4気筒ターボエンジンを搭載したスポーティモデル。雨の滑りやすい路面での高速走行でもしっかりとした直進安定性を発揮するが、短いホイールベース故にピッチはきつめ。

 旧型のMINIクーパーS。全長3715mm×全幅1685mm×全高1430mmのコンパクトボディ、最高出力175psを発生する1.6L直列4気筒ターボエンジンを搭載したスポーティモデル

 しかし、もみじ街道と呼ばれる国道421号線のワインディングでは、MINIらしいゴーカートライクな走りをみせる。ちょっと重めにセッティングされたハンドルを操作すると俊敏な動きを魅せる。

 最初重たさを感じたエンジンも走行距離が伸びるに連れて、軽くなっていき、このクルマ、まだまだ賞味期限切れじゃないかも。と思って運転していたら、滋賀県から静岡県の沼津まで約5時間ノンストップで運転していた。

 約10時間かけて、大阪から東京まで戻って来たが、ゴーカートライクな走りは健在だし、ターボエンジンらしいパワフルさも十分感じ取ることができ、機関系に関しては気になるポイントはなかった。しかも燃費は15.1km/Lという優れた性能を発揮したのをみて、今のところは“当たり”かも。という気持ちが芽生えた。

 しかし、経年劣化によるツルツルのハンドルや、ガタつく運転シート。ずれやすいカーペットなど気になるところはどんどんと出てきた。

 これから、この50万円ミニをちゃんと乗れるようにアップデートしていきたい。果たして泥沼になるのか、何も起きないのか……。

 次回は13年オチのMINIのアップデート第1弾として、最新のナビとドライブレコーダーを装着して利便性と安全性を向上させる!

【画像ギャラリー】中古車ライターが本気で狙う! 車両価格50万円のMINIを画像で見る