軽SUVなら特別仕様車がダンゼンお薦め! 見逃し厳禁の軽SUV4選

大人でロマンチックな雰囲気の「ダイハツ タフト クロムベンチャー」

遊べる、使える!! 軽SUVなら特別仕様車がダンゼンお薦め! 見逃し厳禁の軽SUV4選
価格は155万1000円~179万8500円と、今回紹介している車種の中で最も安価な設定。G クロムベンチャーとG ターボ クロムベンチャーの2グレードで、2WDと4WDから選択可。カラーは全9色

 対抗馬として登場したわけではないらしいが、なにかとハスラーと比較されることの多いダイハツのタフト。

 軽SUVカテゴリーのなかでも最低地上高が190mmと、普通車SUV並みに高いため、見晴らしが良く運転がしやすいのが特徴。アイポイントの高さで言えば、ジムニーが210mmとさらにその上をいくが、ジムニーは圧倒的に悪路向け、タフトとは操舵感や足回りの考え方がまったく異なり、特にオンロードでの乗り心地は、タフトに軍配が上がる。

 使い勝手の面では、後席は遊び用、快適性は前席優先とわりきっているため、今回紹介する他競合車種のように後部座席はスライドしないものの、シートはベンチタイプではなくセパレートになっていて、フルフラットな状態まで倒すことができるので、荷物を積みやすく車中泊にも便利。倒した面のシートバックボードや床は樹脂製なので、手入れもしやすい。

 そしてなにより巨大サンルーフ、スカイフィールトップは、タフトならではの開放感のある装備だ。特別仕様車であるクロムベンチャーの内装は、すべてが黒とダークシルバーでまとめられた落ち着いたデザインとなっているので、このサンルーフの良さが際立つ。星空や夜景を見に行くなど、ロマンチックなドライブを楽しむのには最適な空間を演出してくれるだろう。

 シートのシルバーステッチはオプションでも選べないので、所有欲がくすぐられるポイントでもある。

 外装はフロントのフードガーニッシュやアンダーガーニッシュ、リアのバックドアガーニッシュ、アンダーガーニッシュにメッキやシルバーが加飾されていて、タフト特有の角ばったデザインをよりタフでクールな印象にしている。

 ダイハツが「クラスを超えた安定感と乗り心地」を目指して開発したプラットフォームDNGA(ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)をベースとしているため、最適化されたサスペンションの位置や、軽量高剛性なボディが車内の高い静粛性と、どっしりとした安定感のある乗り心地を実現している。

 ダイハツのスマートアシストも標準装備されていて、アダプティブクルーズコントロール(ACC)をはじめとする運転支援機能も充実。特に安全性能においては、同カテゴリーのなかでもトップクラスだ。

「スズキ スペーシア ギア マイスタイル」は、男女問わず愛される人気者

価格は179万3000円~191万2900円。カラーは全4色。全車ホワイトとのツートンで、女性ウケも良い、カジュアルな印象となっている
価格は179万3000円~191万2900円。カラーは全4色。全車ホワイトとのツートンで、女性ウケも良い、カジュアルな印象となっている

 低床設計で室内高がハイトワゴンのなかでもトップクラスのため、軽自動車市場でも高い人気を誇るスズのスペーシアシリーズ。

 なかでもスペーシア ギアは、スペーシアをデザイン、使い勝手の側面から全体的によりワイルドでスポーティにカスタマイズされたモデルで、さらにそこから派生したマイスタイルは、アウトドア好きに焦点を当て、ナチュラルでカジュアルなデザインを特徴としている。

 他車種がシルバーやブラック、メッキを要所要所に使用しているのに対し、マイスタイルは、ルーフやサイドドア/バックドアガーニッシュ、バックドアエンブレムにホワイトカラーを採用。

 インテリアも、標準車ではブラックを基調にしているところ、ブラウンをベースとすることで、ナチュラルかつカジュアルな印象を与え、柔らかい印象になっている。

 小回りが利くかどうかの基準となる最小回転半径も、今回紹介している車種のなかでわずかではあるものの4.4mと最も小さく、取り回しの良さから女性からの支持も高い。

 ラゲッジフロアやバックシート背面には樹脂を採用、シートも撥水加工が施されているので、他競合車種同様手入れのしやすさも担保されている。

 同じスズキのハスラーとの最大の違いは、全高の高さと、ボタンひとつで開閉できる両側のパワースライドドア。ボディの大きさはそう変わらずとも、地上からわずか345mmの高さにリアステップを置き、天井を高くすることで広々と室内を実現している。

 荷物の積み下ろしも乗り降りも簡単なため、小さな子どもがいるファミリーや、荷物が増えるキャンプなどアウトドアを楽しむ人に重宝される。助手席を倒し、自転車やバイクを積んで利用されるケースも。もちろんスズキのセーフティサポートや運転支援機能も標準装備されている。

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