■「軽量化」は、これからのクルマ社会において重要なポイントとなる
それを考えると、ホイールよりもさらに外側にあるタイヤの軽量化は言うまでもない。だが、ホイールもそうだが、剛性を含めた安全性という意味で、軽量化のエスカレートは危険をもたらす。
クルマとしての安全性を確保したうえで軽くすることは、現在の安全基準のなかでかなりハードルの高い作業となる。
それゆえにもともと軽量なカーボンファイバーやアルミ材といったマテリアルを多用する傾向が目立つ。しかし、このような新素材はそのまま車両コストにつながる。
例えば、スイフトスポーツや先代アルトワークスなど、コストを抑えながらも軽量化を達成しているモデルもある。
さらにEVとなるとリチウムイオン電池はもともと重いので、そのほかの車体の部分で軽量化できれば電費も上がり、航続距離が延びるのだ。
つまり、「クルマの軽量化」は将来のクルマ社会において、非常に重要なポイントなのである。
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