三菱ふそうトラック・バスは2022年5月でFUSOブランド誕生から90周年の節目を迎えた。
同社は戦後GHQによる財閥解体、90年~ゼロ年代初頭の不況・リコール隠し問題など紆余曲折を経て、現在、ダイムラートラックグループの一員として、ADAS(先進運転支援技術)など先進技術の採用に積極的なトラック・バスメーカーとして知られている。
その「ふそう」の名は、今から90年前の三菱造船神戸造船所で製作された、ガソリンエンジンバスがルーツといわれている。
いっぽう、三菱ふそうトラック・バスとして設立されたのは、三菱自動車工業から独立した2003年のこと。三菱ふそう誕生まで、どのような変遷を歩み、どのようなトラック・バスが作られてきたのか。その歴史を振り返っていこう。
文/フルロード編集部 写真/フルロード編集部・三菱ふそう・美川ボデー
*参考:グランプリ出版「国産トラックの歴史」・日新出版「日本のトラックの歴史」
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