いすゞグループ入りでどうなる?「クーザー」の今後
「クーザー」と「プロ3008」は、ともに日本とインドという本国市場では販売されない海外市場専用モデルですが、前者は東南アジア、後者は中東・アフリカを主な仕向け地としており、基本的に競合していません。UDもアイシャーも進出している南アでは、「クーザー」を導入して「プロ3008」は供給されないというすみ分けも見られます。
一方、アイシャーの仕向け先の多くが左ハンドル国であることから、「プロ3008」には左ハンドル車も設定されています。なんと左ハンドル車のダッシュボードは先々代コンドルのままで、ハンドルの右・左でインテリアが違うという珍しいことになっています。
しかし、UDトラックスが昨年いすゞグループとなったことで、ボルボグループとVECVのリソースを活用した「クーザー」は、立場的には扱いづらい面があるでしょう。また「中型寄りの小型トラック」というユニークなキャラクターゆえに、販売面でやや苦戦しているとも伝えられており、その動向が気になるところでもあります。
【画像ギャラリー】見れば見るほどソックリ!! UDトラックス「クーザー」とアイシャー「PRO3008」のディティールを見比べる!!(8枚)画像ギャラリー
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