■角目のランクルといえば彼しかいない!
歴代ランクルの中では、少しマイナーなポジションにいる60系。次代の70系は2023年に復刻して大人気となっているのだが、ランクルの魅力が大いに詰まっているのは、60系だと筆者は考えている。
前後リーフサスで、ランクルの堅牢性をしっかりと持ちつつ、ステーションワゴンとしての使い方もしっかりと提案する乗用車でもあるのだ。つまり、ヘビーデューティーの70とラグジュアリーな100・200・300系の特徴を両方持っている、ランクルということになる。
ただしラグジュアリー感のあるランクルと言っても、300系のようなボディの大きさは無い。乗用系のランクルとしては小さめなボディサイズが、100系が登場した後も、300系が人気の現代でも、変わらぬ支持を集めているのだ。
どこもかしこも四角い、後期型のデザインが60らしいという声も多い。オリジナルのままで乗り続ける人が多いのも、60系を愛するユーザーの特徴であろう。
それぞれのクルマを振り返ってみると、売れる仕掛けではなく愛される仕掛けが随所に見える。真の意味でカーライフを充実させるためには、ユーザーとクルマが相思相愛である必要があるのかもしれない。
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