■タイヤだけじゃない!! その他、行うべき+αのセルフチェック
高速道路でのトラブル2位の“燃料切れ”に関しては、もう「燃料計をきちんと見てください」としか言えない。だが、こういう筆者もかつて高速道路の入り口で燃料切れを起こしたことがある。
針式のアナログ燃料計には針が上下に動くものと左右に動くものがある。上下に動くものは、直感的に「上のほうにあれば燃料がたくさん入っている」と理解できるが、筆者のクルマは左右に針が動くものだった。何を勘違いしたのか、本来はほぼ空なのに「燃料はある!」と思って走行していたために燃料切れとなったのである。お恥ずかしい……。
まあ、そんなどうでもいい話は置いておいて。
あとは以下のような点もチェックしておきたいポイントだ。
1.ヘッドライト、ウインカー、ブレーキランプ(ランプ切れを起こしていないかなど)
2.ウインドウォッシャー液やエンジンオイル、冷却液、ブレーキフルード(十分な量が補充されているか)
3.バッテリーの状態(電圧やバッテリー液の量は十分かなど)
しかし、これらに関してはボンネットを開けても「どれが何なのかさっぱり……」という人だっている。
そんな人はディーラーやガソリンスタンド、カー用品店などで「遠出をするのでひと通り見てください」と言えば見てくれる。
また、「よくわからないけどなんとか自分で……」という人は、“取り扱い説明書”を見るとわかりやすく書いてある。
そう、「取り扱い説明書を片手にボンネットを開けて見る」だけでも、何かが漏れたりしていることにふと気づく場合もあるので一度チャレンジしてほしい。
「自分でやっていいのか?」と思うかもしれないが、道路運送車両法 第47条には“自動車の使用者は、自動車の点検をし、及び必要に応じ整備をすることにより、当該自動車を保安基準に適合するように維持しなければならない”とあり、法律上やってはいけないメンテナンスや整備はないのでご安心を。
ただし、少しでも不安であればディーラーやガソリンスタンド、カー用品店などにGO!
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