アイディアの源泉はカウンタックのコンセプトモデル
しかしこのレイアウト、実は1972年に発表されたカウンタックLP500コンセプトにおいて既に採用されていたのである。
チーフエンジニアのパオロ・スタンツァーニはミウラで酷評を受けた灼熱のキャビンという欠点を克服するために、エンジンを縦置きにして、ラジエーターもリアタイヤの前に置いたのであった。
このレイアウトはスタンツァーニが開発したものではないが、時系列から言ってフィオラバンティがこのカウンタックのレイアウトを見て、”これは使える”と思ったに違いないのだ。
現代では考えられないこういったエピソードが多数存在しているからこそ、何十年経った今でも、スーパーカー談義は盛り上がるのだろう。
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