月販台数19台。2024年12月の数字。いわゆるボーナス商戦でも19台という、そのクルマの名はレクサスLS。筆者のような庶民は崇めるしかない、レクサスのフラッグシップにして「雲の上の存在」的モデル。至高このうえないクルマだが、毎年のように改良を重ねている! そして「最新」となった今のLSは、「乗り心地」に磨きをかけまくっている、と知ってましたか!?
文:ベストカーWeb編集部/写真:レクサスインターナショナル、ベストカーWeb編集部
■ほぼ一年に1回一部改良! 磨きをかけ続けるクルマなんです

2017年10月に誕生した、5代目となる現行レクサスLS。登場した時は、ベンツSクラスなどライバル・ドイツ車と比べて上質感が劣る、後席が狭いなど、一部の自動車評論家から厳しい批評もあったモデル。
が、しかし。スタイルよし、室内空間よし、走行性能よし……な一台であることは間違いない。だって、レクサスのフラッグシップだもの。
フラッグシップの礎をより強固にするためなのだろう。2017年10月の登場後、頻繁に一部改良を重ねているのも、現行LSの特徴といえそうだ。
特に2020年以降は、「それ」が激しい。
2020年11月一部改良、2021年10月一部改良、2022年7月一部改良、2022年10月一部改良……といった具合で、最後の一部改良が2023年10月に施されている。LSの「最新モデル」がこれだ。
庶民視点で言うなら、「何に不満があるの?」だが、上質さに磨きをかけることを怠らないレクサスの姿勢が伝わってくるじゃないか!
そして、LSの「最新モデル」は乗り心地が「極上」級によくなっていることに驚く!!
【画像ギャラリー】現行レクサスLS[誕生モデルから最新モデル]まで公開!!(12枚)画像ギャラリー■ボディ剛性をギュッと高め、これでもかという「極上の乗り心地」を実現

レクサスLSの「走行性能」と「乗り心地」向上に向けた、たゆまぬ進化の証の一端が、ラジエーターサポートブースの追加や、DRS(Dynamic Rear Steering)のAWD車への設定拡大など。2023年10月の一部改良の目玉となっている。
これらの設定により、操縦安定性の向上に加えて、さらに上をいく「上質な乗り心地」に仕上がっているのです!
ラジエーターサポートブースを追加して、ボディ剛性をギュッとしっかり高めているので、乗り心地は一級品。さらに、フロントやリヤサスペンションなどの締結工程を高精度化し、締結トルクを高めて、緻密な乗り心地向上にも磨きをかけている。
まだある。
排気管サポートゴム(排気管を支える部品)の角度を見直し、走行中の排気管の振動を抑制。これにより優れた、極上な乗り心地を実現している、というからレクサスの乗り心地に対するこだわりには参りました! という次第。
そりゃもう、うっとりするほどの乗り心地ですよ、LSは!!
【画像ギャラリー】現行レクサスLS[誕生モデルから最新モデル]まで公開!!(12枚)画像ギャラリー















コメント
コメントの使い方現行登場当時、ライバルより見た目良く、ドライバーズカーとしても一級になったLSを前に、欧州属メディアは危機感からか
後席の乗り心地良さを無視して(乗ってもいない?)、運転しての路面情報の取得感を、硬い荒いとコキ下ろしました。実際乗って確かめる読者は少ないだろと好き勝手書いた
しかしそんな難癖に対してもレクサスは対応した。これでも悪いと称するなら、もう別格によくしてやる、を実現。競合との差は圧倒的に